東北大学工学部 2023年度AO入試(総合型選抜)案内
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建築・社会環境工学科 木島 真依 さん(福島県 会津高等学校出身)材料科学総合学科 古海 陽向 さん機械知能・航空工学科 山城 楽 さん(栃木県 真岡高等学校出身)(沖縄県 開邦高等学校出身)7 私は、高校3年生の12月に友人から教えてもらい、AO入試Ⅲ期を知りました。それまでは一般選抜のみ受験しようと思っていましたが、少しでも合格するための機会を増やしたいと思い、受験を決めました。 AO入試Ⅲ期では大学入学共通テストの配点が高く、また、一般選抜でも大学入学共通テストの点数を利用するため共通テスト対策を重点的に行いました。筆記試験対策として英語の長文読解も並行して取り組んでいました。共通テストが終わった後から面接対策を始めました。面接対策としては、志望理由書をもとにして自分が大学で学びたいことや学びたい理由を明確にし、学校の先生に協力していただき練習を繰り返しました。 AO入試の準備には少し時間がかかってしまうことは否定できませんが、面接などを通して自分が大学で何を学びたいかについて真剣に考え、入学後の学習におけるモチベーション維持につなげることもできるため受験する価値は大いにあると思います。少しでも受験を考えているならば恐れずにぜひ挑戦してみてください。 私が東北大学のAO入試を知ったのは、3年の5月頃でした。両親と受験のことについて話していて、その話が出たのがきっかけです。大学についていろいろと調べて志望校がほとんど確定したタイミングで、合格する可能性を増やすためにも受けてみようと思い受験しました。私はAO入試Ⅱ期の面接で落ちてAO入試Ⅲ期で受かりました。面接では志願理由書に書いてあることについて聞かれることが多いのですが、AO入試Ⅱ期では志願理由書の表面上のことに関する質問は答えられても一歩踏み込んだ質問に答えられなかったので、AO入試Ⅲ期では踏み込んだ内容についても考えて臨むようにしました。東北大学のAO入試は筆記試験にもかなり重点が置かれています。AO入試Ⅲ期は大学入学共通テストと一般選抜の間にありますが、一般選抜の対策がそのまま筆記試験の対策にもなるので時間の心配もあまりありません。 普通の試験ではテストの点数だけが判断材料ですが、AO入試は自分の熱意をアピールすることができます。東北大学に本当に合格したいという方はぜひ受けてみてください。 私が思うAO入試の魅力は、高校生のうちに自分の将来像について考えることができることです。各教科の勉強だけではなく、大学に入って何がしたいのかを入学前に明確にすることは充実した大学生活につながると思います。私は都市計画に興味があり、面接の準備をするうちに自分の学びたいことを改めて確認することができました。 また、AO入試を受験する人は一般選抜の勉強と両立しながら準備を進めていかなければならないので大変な面もあります。私は一般選抜に向けての勉強がほとんどで、隙間時間や休憩時間を面接や書類の準備に充てるようにしていました。面接では、学部への熱意を自分なりに伝えることが大切です。対策としては、学校の先生に頼んで面接練習を行っていました。他にもAO入試には、受験のモチベーションが上がるなどのたくさんのメリットがあるので、受験生の皆さんにはぜひ挑戦してみてほしいです。AO入試 Ⅲ期

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