東北大学 理学部 学部案内 2023
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地震・噴火予知研究観測センターhttps://www.aob.gp.tohoku.ac.jp巨大分子解析研究センターhttp://www.kiki.chem.tohoku.ac.jp惑星プラズマ・大気研究センターhttps://pparc.gp.tohoku.ac.jp大気海洋変動観測研究センターhttp://caos.sakura.ne.jp/top22陸上における地震・地殻変動・電磁気観測に加えて、海域での地震・地殻変動観測を実施して、沈み込み帯における地震テクトニクス及び火山噴火発生過程の研究を推進しています。さらに、室内実験や波動伝播の数値シミュレーション、解析手法の高度化などの基礎研究も行っています。これらの研究を通して、地震発生や火山噴火にいたる物理過程の理解を深め、地震や火山噴火の予測実現によって災害の軽減に貢献することを意識した研究に取り組んでいます。新反応の開発や有用化合物の合成、複雑な巨大分子の構造解析などに関する研究を行っています。実験研究部門では、有機分子触媒による選択的不斉合成反応や金属触媒を用いた新合成反応の開発を行っています。解析研究部門には、最新鋭の各種測定機器が揃っており、これらを利用した巨大分子の構造解析や新しい測定手法の開発、研究室から依頼されたサンプルの測定・分析・解析を行っています。太陽活動、気象・オーロラ活動、火山・地下変動等で日々変貌する太陽系を、電波/赤外/可視光/紫外で観測し続けています。太陽系天体にいつでも向けられる専用望遠鏡は世界的に貴重で、地球周回衛星・惑星探査機群を世界の研究者と共に支えています。福島県・飯館に30m電波望遠鏡、宮城県・蔵王等に電波干渉計、ハワイのマウイ島・ハレアカラ山頂に60cm光学赤外線望遠鏡等を配置。我々の装置も衛星・探査機達に搭載し、共に太陽系の現在と進化を探求します。わが国における大気海洋変動現象に関する観測研究拠点として、人間活動や自然的要因による気候や海洋の変化を明らかにするために、温室効果気体や雲、エアロゾル、海面水温、海流などの変動特性とその支配機構について、広域観測、データ解析、モデルによる数値実験などを基にした幅広い研究を教員と大学院生・学部学生が一体となって行っています。Affiliated facilities附附属施設

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