東北大学 理学部 学部案内 2023
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の3学部長あいさつ/沿革/目次附属施設―――――――――――――――22生活・住宅事情―――――――――――24ENJOY SENDAI―――――――――――25CAMPUS MAP――――――――――――26入学者選抜方法―――――――――――28大学院入試――――――――――――――29修学費と奨学制度――――――――――30OPEN CAMPUS/進学説明会・相談会/受験生向けイベント――――――31国際交流―――――――――――――――32キャリア支援―――――――――――――33Faculty of Science, Tohoku University “Science(=理学)”は「知りたい」や「面白い」といった純粋な探究心・好奇心に発する、「知の創造」をその本質に備えた学問分野です。理学部の使命は、先人達が明らかにしてきた「自然理」を良く理解し、想像力とチャレンジ精神をもって「知の創造」を開拓することで人類共通の知的資産を生み出すとともに、その体系化を通じて未来へと継承することにあります。 しかしながら「知の創造」を開拓する道のりは決して容易ではありません。答えの用意されていない問いに果敢に挑戦し、先入観にとらわれることなく自由な発想のもとに答えを出していく過程は楽しくもありますが、思い描いた通りには進まずに悶々とした日々を過ごすことも少なくありません。「自然の理」を明らかにする研究は、知力はもちろんのこと、気概をも求められる険しい道でもあります。それだからこそ、その一端を解き明かしたときの達成感は格別です。大袈裟かもしれませんが、「自然界」を制覇した! と優越感に浸る一瞬でもあります。そう、残念ながら一瞬です。次なる壁が我々の挑戦を待っているからです。 答えの用意されていない問いに知力と気概をもって果敢に挑戦する者たちこそ、今まさに必要とされる人材像ではないでしょうか。全世界的な規模で広がる新型コロナウイルス感染症の終息は程遠く、withコロナに向けた新たな対応が求められるようになってきています。加えて昨今、世界情勢が急速に不安定化し、社会経済の持続的な発展にも不透明感が漂うなど、これまで経験したことのない大きな課題を人類は突き付けられています。理学研究を通して身に着けた知力と気概は間違いなくこうした先行きの見通しが困難な時代を生き抜く力として、さらには時代を変える原動力として発揮されるものと信じています。 緑あふれる青葉山のキャンパスで、若き皆さんとともに新たな「知の創造」に向けた挑戦ができること、近い将来それらを通じて培った力が新たな時代の創造に向けて発揮されることをとても楽しみにしています。学部長あいさつ/沿革/目次―――――2教育プログラム――――――――――――4キャンパスライフ Q&A―――――――――6数学科・数学専攻――――――――――8物理学科・物理学専攻――――――――10宇宙地球物理学科・天文学専攻/地球物理学専攻――――12化学科・化学専攻――――――――――14地圏環境科学科・地学専攻――――――16地球惑星物質科学科・地学専攻―――18生物学科―――――――――――――――20理学部長 寺田 眞浩ことわり目次目次Greeting学部長あいさつ学部長あいさつContents

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