東北大学 医学部 2023
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看護学専攻では、1年次より、専門教育科目と全学教育科目を履修します。全学教育科目の中には、他分野の講義や留学生と共に学ぶ国際共修授業、世界で活躍できる人材を目指すTGLプログラムもあり、他学部の国籍も異なる仲間と共に学ぶ事で、自分の価値観や交友の輪を広げる事ができます。また、専門教育科目では、実習や英語論文の抄読、グループワーク、卒業研究など、能動的に学ぶ機会が多々あります。これら4年間の学修を通し、看護技術だけでなく、看護師としての素質を高める事ができます。さらに、選抜試験を経て、在学中に助産の勉強ができる事は、東北大学の強みの1つです。東北大学には、自分の強みや興味を見つけ、新たなことへの挑戦をサポートする環境が整えられています。みなさんと一緒に学べることを楽しみにしています。放射線技術科学専攻では、診療放射線技師になるための様々な科目を履修します。その中にはX線画像の撮り方はもちろん、基礎医学から放射線物理、さらには放射線機器の仕組みといった工学的な分野もあり、興味の尽きないものばかりです。3年次からは病院実習も始まり、今まで座学で学んだ技術を実際の臨床で見ることができます。また、学年の半数が大学院に進学するほど研究も盛んです。放射線機器や癌の治療に関するものから、人工知能を利用したものまでたくさんの研究テーマが存在し、自分のやりたい研究に没頭することができます。卒業後の進路も技師だけでなく、研究者などの選択肢があります。ぜひオープンキャンパス等にいらしてください!近年、病院の検査部では検査機器の自動化が進んでおり、検体を機器に搬入するだけで誰でも"結果"だけは得られるという現状があります。しかし、臨床検査技師には、その"結果"の再現性や客観性を保証し、知識を用いて検査値を多角的に評価することが求められています。検査技術科学専攻では、臨床検査技師に必要な知識や手技を、講義と実習を通して学ぶことができます。1・2年次は講義や学内実習で、代謝反応や検査項目の原理とその臨床的意義について、先生方から丁寧な指導をいただくことができます。3年次の後期からは大学病院での臨地実習に臨みます。これまで学んだ知識や手技が、臨床の場でどのように活用されるのかを学ぶことができます。看護学専攻4年 荒 帆乃夏さん[福島県立福島高等学校出身]放射線技術科学専攻4年 白鳥 雄大さん[(埼玉県)大宮開成高等学校出身]検査技術科学専攻4年 後藤 浩哉さん[秋田県立横手高等学校出身]21学生の声Voice

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