東北大学 歯学部 2023
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15Tohoku University School of Dentistry医員木之村 史織さん医員佐藤 友美さんえば恵まれない子ども達に食事を提供したり、色々なイベントの設営などを通して英語を勉強出来ました。Q佐藤 参加した留学プログラムには全て奨学金が充実しており歯学部独自の留学プログラムや、成田さんが行っていた全学の留学プログラムなどの選択肢が多くありました。成田 そうですね。佐藤 クラスの5人に1人くらいは留学していました。木之村 歯学部独自のプログラムも合わせるともう少し多いと思います。Q木之村 私は出身が仙台ですが、東京ほど都会というわけでもなく、すごい田舎というわけでもなく、ある程度駅前にでれば何でも揃っていて過ごしやすい環境だと思います。佐藤 私も丁度いい都市だと思います。山、海にも近く、レジャーなどで勉強の気晴らしにも最適な環境だと思います。成田 僕は秋田県出身です。秋田と比べるとなんでもあり、仙台に住み始めて8年くらい経ちますが、何不自由無く生活出来ていて楽しい場所です。まず交通の便が全然違います。秋田には高校生までしか住んでいませんでしたが、どこに行くにも車でした。仙台だとある程度電車や自転車で行きたい所に行けます。Qちょっと出掛けると有名な観光地にも繋がっていて、そういった所が魅力的だと思います。Q佐藤 海外を見据えていろいろな研究や臨床に取り組んでいきたいと思っています。また先にも話しましたホストファザーの方と共に世界を舞台にしたいというのが夢でもあり、目標でもあります。学部生の留学経験を活かし、一人でも多くの人の笑顔を作っていきたいと思っています。成田 今は矯正歯科医を目指して大学院に入り、それに関する勉強と研究を精一杯やろうと思っています。ずっとやりたかった矯正歯科、大学院に進学出来て、将来も矯正歯科の診療で多くの人のお口の中の歯並びをキレイにしたいという目標もあるのですが、研究を通して歯列矯正の分野に大きな影響を与えるような人になりたいと考えています。木之村 私は補綴系の分野に所属しています。補綴は、入れ歯や被せ物を専門にする分野です。大学院に進んで、補綴の専門医の資格を取り専門医になるのが目標です。大学で研究をしながら、研究も臨床も両方出来る専門医になりたいと思っています。佐藤 やればやるほど自分でチャンスを掴める大学だと思います。留学や研究などの機会が多い総合大学だからこそ、他学部との繋がりや共同研究などを通して、成長するのは自分次第と思いました。大学でやりたいことが決まっている高校生やまだ具体的な方向を決めかねている人にも東北大学での学びは、将来の大きな宝物になると思います。木之村 東北大学で学ぶ事はもちろんですが、特に歯学部だと人数も少ないので、先輩方や同期との繋がりを大事に出来るし、自主性を大事にしてくれる大学だと思います。自分で学びたい事を学べるし、アルバイトや部活なども自分で挑戦出来る大学だと思います。成田 歯学部はマイナーな学部なので、基本的に両親が歯科医で幼い頃から歯科医になりたいと思って入学する人以外は医学部医学科に点数が少し足りなくて歯学部に来る人が多いんです。でも僕は歯学部で6年間学んで歯科医師免許をとって、まだ駆け出しですが歯科医としての魅力をすごく感じていることができています。入試を受ける前の学生には「歯科医ってどういう仕事?」というのをインターネットや本で調べて興味をもってもらいたいです。すごく歯学部の魅力が伝わると思います。そういう方に是非入学してきてほしいです。医員成田 昂平さん留学について仙台という環境について東北大学歯学部を目指す受験生へのメッセージ将来の目標歯学部で学ぶ魅力

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