先輩からのメッセージ6化学・バイオ工学科野宮 朱莉 さん(宮城県 宮城第一高等学校出身)電気情報物理工学科鈴木 さくら さん(長野県 伊那北高等学校出身)機械知能・航空工学科西原 大翔 さん(長崎県 青雲高等学校出身) 私は小さな頃から飛行機が好きだったので漠然と航空工学を学びたいと思っていました。そして、高校3年になってから自分が大学で何を具体的に学びたいのか調べていた時、東北大学のとある研究室に興味を惹かれAO入試での受験を決めました。 AO入試Ⅱ期は11月に行われるため、受験の準備は早い段階で完成させる必要があります。私の場合、夏休みが終わるまでに前期入試の過去問15年分を解くことで筆記試験の準備を万端にし、秋以降は面接の練習に注力しました。面接試験の準備は高校の担任の先生と何度も練習し、志 東北大学が第1志望だったため、高校1年生の時点で、入試の方式など調べていて、AO入試を知りました。挑戦する機会が増えると同時に、面接を通して自分の将来や興味に向き合うことができ、入学前海外研修や入学前教育にも興味があったので、受験を決めました。 筆記試験で問われる内容は一般選抜で問われる内容に近いので、一般選抜対策と並行して対策がしやすいと思います。高校では、1つ1つの授業が受験と直結しているという意識を持ち、楽しみながら学習に取り組んでいました。興味のあることには3年生前期までのうちにたくさん挑戦 私は高校2年生の時に参加した入試説明会でAO入試Ⅱ期を知りました。AO入試では学力だけでなく、高校時代に取り組んだ課題研究や課外活動、大学に対する自分の熱意も評価してもらうことができる点と、東北大学受験のチャンスを最大3回まで増やすことができる点に魅力を感じ、挑戦することを決めました。 AO入試を受けるにあたり面接が不安という人もいるかもしれません。私も最初はうまく自分の考えを伝えられるか心配でした。そこで私は、自望動機や興味、高校時代の経験を頭の中で整理し直前は紙に数珠繋ぎのように書きだすことで対策しました。また面接試験は大阪会場も設定されているため、九州出身の私にとっては身体的、精神的な負担を最小限に抑えることができたことは大変ありがたく感じました。 最後にAO入試はなにか一芸に秀でた学生が受けるものだと思われがちですが、東北大学で学びたいという強い意思をもってしっかりと準備することで必ず合格をつかみ取ることができます。あなたも是非東北大学を目指してみませんか。し、記録していました。どんな経験がどこで役立つかわからないので、色々な方向にアンテナを張っておくことが大事だと思います。 東北大学を第1志望としている皆さん、AO入試は自分の受験機会を増やすだけではなく、自分の将来、興味と向き合い、考えるとても良い機会になります。東北大学に入りたい強い気持ちを持っている人は積極的にこの機会を活用してみてください。AO入試で合格すると、入学前海外研修や入学前教育など、一般選抜にはない魅力もあります。ぜひ、AO入試を皆さんの選択肢の1つに入れてくれると嬉しいです。分の研究したい分野について調べたことをノートにまとめていきました。そうすることで、知識や自分が大学で取り組んでみたいことが整理され、自信をもって面接に臨むことができました。 AO入試は準備にある程度時間が必要となります。しかし、志願理由書作成や面接の準備は、自分の本当にやりたいことが何かを見つめ直す良い機会になります。入学後の学びのモチベーションアップにもつながるAO入試に挑戦してみませんか。AO入試Ⅱ期
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