東北大学工学部 2024年度AO入試(総合型選抜)案内
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Message from senior機械知能・航空工学科湯瀬 茉莉恵 さん(秋田県 秋田高等学校出身)建築・社会環境工学科平山 萌絵 さん(群馬県 四ツ葉学園中等教育学校出身)材料科学総合学科7 私は、合格の機会が多くなるうえに、東北大学で材料科学を学びたいという熱意を大学に直接伝える良い機会になると思い、AO入試Ⅲ期の受験を決めました。 AO入試Ⅲ期は、大学入学共通テストの配点が高いため、日頃は一般選抜対策と同じように基礎学力の向上に努めていました。一方で、面接対策では、話すことを思いついたらすぐにノートに書き留めるなど、勉強の隙間時間や通学時間を利用してコツコツ進め、自分の熱意をすぐに言語化できるように意識していました。 私は学校の先生の紹介でAO入試を知り、合格のチャンスを増やすために受験したいと1年生の頃からぼんやりと考えてきました。大学に入ってから学びたい内容が自分の中で決まっていたことや、理数科で課題研究を行なっていて活動報告書に書ける内容があったことが、受験する決め手となりました。 AO入試Ⅲ期は共通テストの配点が大きいので、まずは共通テストの点数を上げるために、苦手教科を中心に勉強しました。面接に関しては、先生方に協力していただき、本番同様の練習を 私は、入試形式が文系科目にも比重が置かれていることに魅力を感じてAO入試を受けることを決めました。私は理系でしたが、英語と国語が得意科目だったので、共通テストの点に傾斜がかからず、英語読解のある筆記試験を課すAO入試Ⅲ期はかなり自分に有利に働いていたと思います。 面接があることに不安を感じる人もいると思いますが、「大学で何を学びたいのか」「将来どんな風になりたいのか」を面接員の先生の方々 AO入試では、志願理由書の作成や面接対策を通して、大学で学びたいことや自分の将来像について見つめ直し、自分の志望動機を再確認することになるため、共通テスト対策や二次試験対策にも高いモチベーションで取り組むことができると思います。一般選抜との両立に不安を感じる人も多いと思いますが、AO入試は、その合否に関わらず受験勉強全体に大きなメリットがあると感じたので、東北大学に興味のある受験生にはぜひ挑戦してほしいと思います。繰り返し行うことができました。話す内容を考えるとき特に意識したことは、東北大学のホームページをよく見て、本当に自分の興味のある分野を学べるのか、大学の求める学生として自分の強みを生かせるかを考えたことです。 AO入試は、受験機会を増やすだけではなく、自分が東北大学で何を頑張りたいのかを再確認でき、勉強自体のモチベーションに繋げることができます。もしAO入試を受験するか迷っていたらぜひ挑戦してみて欲しいと思います。頑張ってください!に熱意をもって伝えることができれば何も心配することはありません。面接を担当される先生方は受験生の考えをしっかり聞いてくださるので、事前に自分の考えを整理し、落ち着いて試験に臨めば、面接が楽しい時間になると思います。 AO入試は準備に多少時間がかかってしまいますが、文系科目が得意な人、大学でやりたいことが決まっている人は受けない手はないと思います。ぜひ東北大学に入学する機会を増やすためにも、AO入試を受けてみてください。馬場 恒太郎 さん(静岡県 韮山高等学校出身)AO入試Ⅲ期

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