東北大学 文学部 学部案内 2024年度入学者用
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MessageTohoku University, Faculty Of Arts And Letters 202417印象深い授業2018年度卒業 [ 山形県立山形東高等学校 ]全く異なる環境で生まれ育った人たちとのコミュニケーションはそれだけで学びの多いものでした。 また考古学は非常に学際的な学問分野で、文系以外の分野、例えば統計学や生物学、物理学などについての知識が必要となることもありました。そのような未知の世界に飛び込む新たなチャレンジを先生方が後押ししてくれたことは非常にありがたかったですし、そこで苦労して得たものは知識以上に自分の可能性を狭めないマインドだったと感じています。●基礎ゼミ●考古学基礎実習(発掘資料の整理)●考古学実習(発掘調査)●考古学基礎講読(海外文献の読解)●考古学演習(ゼミ形式での研究発表)●博物館実習 様々な選択肢が広がり、主体性が一層重要視される時代だからこそ、東北大学文学部で学んだことは今でも自分の中で大きな財産となっています。群馬県みどり市岩宿博物館 勤務考古学専修鈴木 秋平さん 私にとって東北大学文学部での学びは、自分自身の可能性を広げ、新しいチャレンジを後押ししてくれるものであったと感じています。 現在は博物館で学芸員として働いていますが、元々修士課程を卒業した後は民間企業で海外人事として働いていました。専門性を活かせる機会はほとんどありませんでしたが、学生時代に学んだ“ものの考え方”や“異文化とのコミュニケーション”、そして“未知の世界に飛び込む力”は民間企業でも非常に役立ったと感じています。 所属していた考古学研究室は留学生が多く、卒業生からのメッセージ

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