MessageTohoku University, Faculty Of Arts And Letters 202421印象深い授業2019年度卒業 ［ 山形県立山形東高等学校 ］等を基に考察しました。一から構成を考えてまとめる作業は楽ではありませんでしたが、情報や自分の考えが少しずつ整理されていき、人に伝えられる文章になっていく過程のおもしろさは忘れられません。 大学卒業後は、東京で経営コンサルティングの仕事をしました。仕事では、検討の観点にはどのようなものがあり得るか、どのような情報を比べれば結論が出しやすくなるか、どのような構成で伝えれば相手にとって理解しやすいか等、考える力が求められます。文学部で●フランス文学基礎講読●フランス文学演習●フランス語学演習●英文学・英語学基礎講読●英文学各論自分の好きな分野を夢中で学びながら、自分でじっくり考えることを楽しめるようになれたことは、自分の大きな助けとなっています。山形県庁 勤務フランス文学専修工藤 さやかさん 私はフランス文学や英文学等を学び、3年生のときには交換留学先のカリフォルニア大学で比較文学の授業も履修しました。文学作品を原文で読んだり、作品を分析する方法を学んだりする毎日は、物語の楽しみ方を知った本当に充実した時間でした。 私の卒業論文の題材は、シェイクスピアの『テンペスト』の改作である、セゼールの『もうひとつのテンペスト』です。セゼールがどの部分をなぜ書き換えたのかについて、シェイクスピアの作品との比較や時代背景、作者の経歴卒業生からのメッセージ
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