東北大学 法学部 学部案内 2024
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OB・OGから出身 石川県小松市趣味 野球あめやま しょうた東北大学法科大学院 3年生6部活動に励んだ高校時代から法学部の道へ中学・高校と野球部に所属し、大学に入学してからも軟式野球部で汗を流しました。高校時代の進路選択においては、社会系の科目に興味があったことから文学部に進学し社会の教員になって野球部の指導に携わろうかとも考えましたが、法学部で学び弁護士になった姉の影響もあり法学部進学を決めました。といっても、部活をし、友人と話すために高校に通っているような学生だったので、成績は良好とはいえず、受験期も成績がなかなか伸びず苦労しましたが、運よくAOⅢ期で合格することができました。法学が持つ奥深い面白さに触れるさて、東北大学法学部に入学できたわけですが、1年次は部活・サークル活動に傾きがちで、あまり勉強熱心ではありませんでした。しかし、コロナ禍で「おうち時間」をどう過ごすか考えていた時に、このままでは何もせずに大学生活が終わってしまうと感じ、机に向かう時間が増えました。その後は、民法、憲法、刑法、刑事訴訟法などの演習に参加し、法学の面白さ、奥深さの一端を垣間見ることができたように思います。社会はたくさんの「人」によって構成されています。そしてときには各々の利益が衝突する場合もあります。では、衝突を防ぐために各々の利益の「交通整理」をどう行うのか、また、衝突してしまった場合はどうするのか、これらを考えるのが法を対象とする学問である法学の持つ一つの役割であり、難しくもあり面白いところだと感じています。早期卒業制度で法科大学院に進学法曹コースには早期卒業制度があり、要件を満たせば3年で学部を卒業して法科大学院に進学することができます。私は、勉強に力を入れはじめた2年前期に成績が向上したことでこの制度を利用しようかと考えだしました。職業については法曹になり法律実務に携わっていこうかと考えてはいますが、学習を進めていくなかで、研究者の道にも魅力を感じているところで、この点は今後じっくりと考えていきたいと思っています。東北大学法学部には、高い志をもった友と切磋琢磨できる環境が整っていると感じています。また、学生と教員の距離も近く、私自身、先生方には学習のことや進路のことについて親身に相談に乗っていただきました。社会の仕組みや法・政治といったものに興味・関心がある方には東北大学法学部の門を叩いてほしいと思います。東北大学法学部には自ら学びを欲すれば、そのためのあらゆるものが■っています。Message■山 翔太 早期卒業制度を利用しながら 将来の可能性を模索中

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