OB・OGから【経歴】2020年3月 東北大学法学部卒業2020年4月 東北電力株式会社入社かりや さちこ東北電力株式会社新潟支店企画管理部門総務広報グループ8新聞記者に憧れて日々のニュースをチェックしていると、法律が関わるものが結構多くありました。法律を学べば、世の中のことがより分かるかな? と思い法学部を志望しました。東北大学を選んだのは、少人数のカリキュラムがあったり、法律相談や模擬裁判等の自主ゼミがあったりと、ここでなら、固く難しそうな法律も、本当は多くの人の生活に関わる「生きた学び」であると実感できそうだと思ったからです。入学後は仲間に恵まれ、勉強を教えてもらうなど良い刺激をもらいました。授業の選択肢も多く、西洋政治思想史や知的財産法など、自分の興味に応じて自由に授業を組むことができました。東北・新潟を盛り上げるやりがいのある仕事現在は地元の新潟支店に配属となり、広報業務を担当しています。小中学生向けに発電の仕組みやエネルギーと地球環境の関わりなどを教える「エネルギー出前講座」や、「ミニバスケットボール大会」、「中学生作文コンクール」といったイベントを担当しています。児童・生徒の皆さんや先生方から、「面白かった」「このような機会を頂けて良かった」と感想を頂くとやりがいを感じます。また、世界文化遺産登録が期待される「佐渡島の金山」に関する動画を制作するなどSNSを使って新潟を盛り上げる発信をしたり、主に社内の新入社員・若手社員向けに、電気事業の基礎知識をまとめた素材を制作したりしています。各方面への細かな調整が必要になるため、相手に失礼にならず、かつ誤解がないようにこちらの意図を伝えるのが難しく、試行錯誤しています。困ったときは、上司・先輩方が快くサポートして下さるので、とても感謝しています。法学部で培った論理的な思考が役立つ就職活動では、インターンシップでの経験を通してさまざまなことに挑戦できると感じた民間企業に絞りました。東北電力に入社したのも、地元・新潟や大学進学でお世話になった仙台、仲間がいる東北に貢献できると思ったからです。現在の仕事で直接法律を使うことはあまりありませんが、法学部で学んだ、「文章を読む力、色々な状況を想像する力、言葉や文字で伝える力」はとても役立っています。これからも東北・新潟を盛り上げられるよう、法学部で学んだ力を大切にしながら、誠実に楽しく仕事をしていきたいです。生活に密接に関わる法律について学びたいMessage狩谷 幸子 愛着ある東北・新潟に 貢献できる仕事を
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