東北大学 理学部 物理学科
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物2理学とは、自然界で起きている多様な現象にひそむ基本法則と原理を発見し、新しい現象を予測・説明する学問です。物質の基本要素である素粒子・原子核の性質や、固体や液体、高分子・生体物質など、粒子が集まり複雑に相互作用することで生じる極めて多様で多彩な物質の性質を、物理学は明らかにしてきました。 物理学科の歴史は東北帝国大学の分科大学(理科大学)が設置された 1911 年に始まります。それ以来多くの研究者を輩出してきました。現在では約150名の教員を擁する国内で最大級の物理学教育研究組織になっています。 学部では、講義・演習・学生実験を通して、物理学の基本となる考え方を習得します。そして4年次で各研究室に所属し、より専門的なテーマを研究します。学部卒業後は多くの学生が大学院に進学し、「社会の第一線で活躍する科学技術者に必要な知識と技能を身につける」ことを、研究を通して学びます。 優れた研究教育環境の中で、毎年多数の大学院生が将来の物理学研究を担う人材として育っています。極小の世界から極大の世界までの探求の繋がりを示すウロボロスの蛇。極小の素粒子の研究は、極大の宇宙の研究と密接に関係している。物理学科ってこんなところ

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