東北大学 理学部 地球科学系
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HumangeographyResearchGroup 人文地理学グループ13 感染症の流行や犯罪発生の時空間的パターンなど空間的に伝播あるいは反復される現象について、数理科学的に研究します。こうした時空間的な現象は、人の動きなどを介した地域間の結びつき(これを空間的相互作用と呼びます)によって基礎づけられており、その仕組みを地理的ビッグデータ処理やモデル化を通して研究しています。 災害は自然科学と社会科学の接点であり、理学部に所属する社会科学の研究グループとして災害研究に積極的に取り組んでいます。地域社会が災害に備え、対処し、復興するために培ってきた災害文化や、レジリエンス(災害後に回復する力)、災害後の地域環境の変化や災害に対する地域社会・経済の応答の地域的様相について研究しています。 世界的に都市化が進む他方で、農村には伝統的な生業を営み続けている人間集団もあります。日本国内では農村地域は高齢化と人口減少により地域の運営が危機にさらされています。持続的に行われてきた資源利用方法を再確認し、革新的な方法を取り入れた先進事例をたよりに、農村振興について研究しています。 この研究グループでは、上述の研究群に必要となる新しい研究手法も開発しています。地理情報システム(GIS)を利用した複雑な現象を直感的にわかりやすくするデータの可視化、地理情報の特性にあった空間統計学解析等の空間データ解析技術とともに、オンライン環境を利用したサーベイや景観観察など、新しい地域・社会調査法を追及しています。図2 新型コロナ感染症の時空間発生マップ:垂直軸(画面手前方向)は時間軸 (出典)図3 ベトナムの少数民族ザオ族の集落にて耕地の場所を教えてもらっている場面[ Webでもチェック! ]https://sites.google.com/view/humangeo空間的伝播・空間的相互作用災害研究農村・地方振興研究方法の開発

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