図1 オーストラリア、約34億年前の海洋堆積岩(チャート)の調査風景黒っぽく見える部分には有機物や、0.05mmほどの微生物の化石を見つけることができます。地球が誕生して約10億年後、現代とは違いまだ酸素がほとんどない地球で生命はどのように暮らしていたのでしょうか。地球上の様々な年代の堆積岩を調べ、生命の進化について研究しています。教授 掛川 武 ／ 准教授 古川 善博 ／ 助教 石田 章純 資源・環境地球化学分野では、初期地球・初期太陽系の有機物、生命、環境についての複合的な研究を行っています。生命がいつどのようにして地球に誕生し、地球と生命がどのように進化してきたのか？この疑問の解明は現代科学に残された大きな課題です。 私たちの研究グループでは、生命材料分子の起源と化学進化、最古の生命出現時期、初期生命の姿とその生息環境を地質学的、地球化学的なアプローチで探求する研究を行っています。Natural Resources and Environmental Geochemistry Research Group18生命起源、地球−生命共進化の解明に挑む資源・環境地球化学グループ
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