東北大学 理学部 宇宙地球物理学科(天文学)
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■■■■11重力波観測で発見された中性子星合体の電磁波対応天体 (左: 合体から1日後、右: 合体から1週間後の画像)(C) 国立天文台/名古屋大学晩年の星からの質量放出 (C) GALEX/NASA宇宙では超新星爆発や中性子星の合体など、様々な突発的・爆発的現象が起きています。そのような天体の観測を通して、爆発現象のメカニズムや、宇宙の重元素の起源などを研究しています。宇宙誕生時には水素とヘリウム、そして少量のリチウムしか存在しませんでしたが、恒星が進化と死を繰り返すことで宇宙に様々な元素が存在するようになりました。恒星の死を研究することで、身の回りの元素がどのようにして増えてきたかを研究しています。ブラックホールの誕生と多波長電磁波放射の理論モデル中性子星のX線画像(C) NASA/CXC/SAO/PSUブラックホールや中性子星、白色矮星などのコンパクト天体がいつどこでどのようにして形成されたのか?それらが起こす高エネルギー現象を手掛かりに、理論、観測の両面から探る研究をしています。中性子星やブラックホールなどのコンパクト天体は、重力が非常に強いため、一般相対論の効果が重要になります。これらの性質を解明するために、天体の平衡状態や振動、安定性の研究を一般相対論を用いて行っています。天文学教室で行われている研究紹介■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■ ■■■■■■■■■ff■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■宇宙の爆発現象と元素の起源の研究恒星の進化と宇宙の物質循環の研究ブラックホールなどのコンパクト天体と高エネルギー現象の研究コンパクト天体の理論的研究

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