東北大学 工学部 電気情報物理工学科
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19●生体電磁エネルギー医工学研究室 ●マイクロ磁気デバイス医工学研究室 ●生物規範ロボティクス研究室 ●腫瘍医工学研究室 ●医用光工学研究室 ●波動応用ナノ医工各研究室 ●サイバーフィジカルシステム研究室 ●プラズマ理工学研究室 ●バイオセンシング医工学研究室 ●病態ナノシステム医工学研究室 ●医用イメージング研究室 ●ナノバイオ医工学研究室 ●神経電子医工学研究室 ●生命情報システム科学研究室 ●生体超音波医工学研究室体液や血液の成分を分析することが可能です。そこで、センサに触れるだけで血糖値やコレステロール値を分析したり、息を軽く吹き込むだけで病気の診断を行ったりするヘルスケア機器や医療機器の研究を行っています。分析に使うのは目に見えない赤外光や紫外光で、これらの光を人体にあてたときに生じる現象を実験で調べるとともに、測定装置を構成する光ファイバなどの開発も行い、実際の分析システムの構築や実証を行っています。超音波、CT、MRIなどの臨床データをもとに心臓や血管などの3次元イメージングを行い、疾病の診断や、血流の解析などを行っています。さらには高い周波数の超音波を用いた高解像度イメージング手法を用いた心臓、動脈硬化、胃がんなどの組織診断についての研究を行っています。また、ナノ秒という短いレーザーパルスを生体に照射した際に発生する超音波を利用した、光音響イメージング装置も開発しています。これにより、超音波より解像度が優れ、光よりも深達度の大きいイメージングが可能になります。医工医工通信がん患者の死亡の9割が転移に起因し、多くの症例ではリンパ節に転移が確認されますが、有効な転移治療法はいまだ確立していません。そこで、臨床に即した診断法および治療法の開発に有用な全身のリンパ節が、ヒトと同じ程度の大きさまで腫脹する特徴をもつマウスを独自に樹立しました。そして、リンパ節に直接抗がん剤を注入する新しい薬剤送達法の開発や、腫瘍細胞の挙動やがんの微小環境を観察するための最新の分子イメージング手法を導入し、リンパ節転移の早期診断・早期治療をめざしています。電子と結合させると、新しいバイオデバイスの開発が可能になります。 分子の自己組織化現象を応用してナノスケールの構造体を作製し、複雑な脳神経回路のモデルとなる神経回路を培養皿の中に再構成する研究を行っています。また人工的に構築した細胞膜構造の中に、イオンや電子の通り道となるナノチャネルを形成し、水溶液中で動作する高感度な化学・物理センサの構築を行うことで新薬候補化合物などの高感度な迅速検出法の開発を行っています。腫瘍医工学研究室Department of Electrical, Information and Physics Engineering | 電気情報物理工学科材料科学高等研究所電気通信研究所医工材料科学高等研究所電子電気通信研究所医工電子主な研究室医用イメージング研究室Biomedical Engineering Course最新光技術・デバイスを駆使して無侵襲ヘルスケア・医療診断システムを実現する医用光工学研究室通信情報計測学研究室皮膚の上から光をあてて反射してきた光の成分を分析すると、最新超音波技術による高解像3D生体イメージング装置開発工学×医学のナノテクノロジーでリンパ節転移のメカニズムを明らかに最新のナノ・バイオデバイスの開発と高感度な化学・物理センサへの応用ナノバイオ医工学研究室ナノ・バイオ融合分子デバイス研究室ナノメートルサイズの細胞膜を人工的に作成し、それを電子デバイス

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