MessageMessageTohokuUniversity, Faculty Of ArtsAndLetters2025 仙台高等専門学校 勤務 東北大学文学部での学びや経験は、現在の私を形づくる骨格となっています。 日本語教育学研究室では、日本語文法や第二言語習得、日本語教育実習などの授業を通して「日本語を教えること」を学んだほか、外国につながる子どもや技能実習生など様々な背景を持つ人たちと交流し、多様化する社会の実情を知りました。 この経験は、言葉や文化が異なる人たちがともに暮らすために、社会や組織はどうあるべきか、そして自分に何ができるのかということを考印象深い授業日本語教育学専修えるきっかけとなりました。 現在、私は高等専門学校(高専)で日本語教員として働いています。日本語の文法等の授業だけでなく、物理や電気回路といった理系科目の日本語を読む授業も実施しています。また、他の先生から留学生対応について相談を受けたり、留学生の受け入れにあたってサポート体制を作ったりすることもあります。 高専は今後も定期的に留学生を受け入れ、多様な言語・文化背景を持つ学生が学ぶ場となっていくことが期待されています。個々の留学生へ●日本語教育学概論(日本語教授法)●日本語教育学基礎演習(日本語教育文法)●日本語教育学実習(日本語コースのデザイン・実施・振り返り)●国語科教育論(国語科の教員免許取得のための必修科目)のサポート、そして受け入れ校としてのあり方の両面に関わることのできる仕事として、大変やりがいがありますし、大学での学びが生きていると感じています。17卒業生からのメッセージ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2018年度卒業■■■■■■■■[ 北海道札幌北高等学校 ]
元のページ ../index.html#17