東北大学 大学案内 2025年度入学者用
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NEW PROJECT東北大学MOOCコンテンツ東北大学の特徴SDGsに対応する新概念のナノ材料プロジェクトナノテクノロジー・ナノ材料の産業実用が可能な「True Nano」を目指して、低コストと高環境性が両立した高性能で高付加価値なナノ材料・ナノ材料プロセッシング開発の実現とその産業応用展開に貢献します。素材の生産革新による循環産業創造プロジェクト多くの工業分野での利用拡大が予想され、社会的に重要な素材であるアルミニウムと黄リンに注目し、革新的な素材循環技術を開発します。相及び界面制御による新素材開発プロジェクト「材料相制御」や「材料界面物性・界面組織制御」による機能性の創出や向上に関する研究について取り組みます。また、将来に向け、DX技術を用いた新素材開発や新素材の評価技術の創出を目指します。分野融合で本質をとらえた解決を導出。●企業の活動拠点「共創研究所」を東北大学キャンパスに設置。●設置企業出身者が「運営総括責任者」となり、活動を主体的に実施。■ 大学教員は「運営支援責任者」として活動を全面的にバックアップ。●大学の全部局にリーチすることで、変化する課題に対して、●通常の共同研究に加え、骨太のテーマ探索等の包括的な産学共創活動が可能。■ 国プロの共同獲得、人材育成、大学発ベンチャーの活用、若手・学生との連携など。MOOC(Massive Open Online Courses)は無料で受講できるオンライン講座です。東北大学オープンオンライン教育開発推進センターは、本学教員が講師を務めるMOOCの制作・開講を推進しています。共創研究所ウェブサイト東北大学の社会貢献18東北大学オープンイノベーション事業戦略機構指定プロジェクトの詳細についてはこちら国内最大規模で基礎・探索から製品化までを視野に入れた共創活動社会とつながる大学として、「社会との共創」を基盤に数々の課題に挑む 建学理念の一つでもある「実学尊重」の根底にあるものは、地域に立地する最高の研究・教育機関として、社会に役立つ、社会や生活に広く貢献し得る大学としての存在を目指すということです。いつの時代にあっても、本学は社会と積極的な関わりを持ちながら、より高いレベルの研究を目指し、優れた研究者を育成。広く多彩な場面で貢献することを目指してきました。本学ではこうした基本を踏まえ、地域社会や一般市民の皆さんとの繋がりを大切にした、様々な取り組みを行っています。新しい価値の創造と、未来を拓く変革を先導 東北大学は指定国立大学法人に指定され、「創造と変革を先導する大学」の実現に向けて様々な局面で挑戦を続けています。東北大学2030における「社会との共創」ビションの根幹ともなる戦略の一つです。オープンイノベーションにより、東北大学内外のアイデアを有機的に結合させ、新しい価値を創造し、社会変革を先導していきます。地域・企業・大学が繋がる、コミュニケーションの空間共創研究所共同研究や人材育成などの共創活動を企画・実施するための連携拠点をオンキャンパスで構築する制度です。令和3年10月から設置が始まり、令和6年3月現在で23拠点が設置されています。Co-creating new social value.本学の「先端研究開発力」を結集し、成果創出を指向した「共創型創薬」へ挑戦 医薬品をはじめとするヘルスケアの基礎研究・臨床開発から事業化までの本学の有するバリューチェーンを統合し、「実学尊重」を理念に掲げる東北大学でしか成しえない一気通貫の強力な事業を推進し、革新的な医薬品等の社会的インパクトの大きいイノベーションの創出を目指します。ミッション1:企業との共創創薬研究からの成果創出2:独立型マネジメント研究拠点の運営推進を担う3:国内最大規模の創薬研究開発エコシステムを実現する「ライフサイエンス分野・バリューチェーン」公開オンライン講座MOOC新たな社会価値を共創05FEATURES

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