20挑創カレッジTohoku University Sustainable Development Goals Program 東北大学がこれまでに推進してきた東日本大震災からの復興及び日本の新生に寄与するプロジェクトや、東北大学が掲げるSDGsである「社会にインパクトある研究」の30プロジェクト等をさらに発展させ、新たに「Green Technology」、「Recovery & Resilience」、「Social Innovation & Inclusion」の3つの柱のもと大学の総合力を以て全学組織的に社会課題の解決へ挑み、グリーン未来社会の実現に貢献することを目的として設置されました。 これまでの活動により得られた経験、教訓や知見を活かしつつ、安心・安全で持続可能な未来社会に向けた教育・研究・社会連携活動等を推進することにより、地球温暖化をはじめとする環境及び社会問題を解決し、自然災害や感染症等のあらゆる災害に対してレジリエントで、且つ人々が心豊かに暮らすことのできるグリーン未来社会の実現を目指していきます。 教育から産学連携まで多岐にわたる活動を行っています。自治体や民間企業と協働してイベントや講演会を開催するなど、本機構の特性や取り組みを広く社会へ発信、還元していますので詳しくはウェブサイトをご覧ください。以降の学生が受講できる高年次教養教育としてSDGs教育が行われています。 この「東北大学SDGsプログラム」では、SDGsを体系的に学ぶとともに自らの問題として具体的に行動する態度や能力を身につけることを目指します。本プログラム修了要件として必修とされている「SDGs入門」及び学際科目群の授業において基礎的な知識と能力を身に付けたうえで、学部高年次において地球規模課題の授業を受講することでさらに実践的な態度とスキルを身に付けることができます。日本の大学で初めて女子大生が誕生した大学 東北大学は、初代総長であった澤柳政太郎により打ち出された「門戸開放」という理念のもと、1913年(大正2年)に全国に先駆けて女子に帝国大学の門戸を開きました。8月21日は、日本の大学で初めて女子学生の入学試験合格を発表した日です(官報告示)。東北大学は、2020年に8月21日を「女子大生の日」として記念日登録しました。 東北大学の女子学生・女性研究者の活躍に焦点を当てた特設サイト「日本初・女子大生誕生の地」にてコンテンツを公開中です。2022年度からの新カリキュラムにおいて、現代素養科目群の中に地球規模課題が設定され、学部3年次朝食の大切さを伝え、100円朝食の提供で学生を応援 東北大学では、新型コロナウイルス感染拡大による影響で、世帯収入やアルバイト収入が減るなど、経済的に困難な状況にある学生の皆さんを支援するとともに、食習慣を整えて元気に学修に励んでいただきたいとの思いから、「100円朝食」サービスを期間限定で実施しました。東北大学グリーン未来創造機構ウェブサイトSPECIAL COLUMNFOCUS TOPICSSDGsの実施を巡るSTI(SDGsのための科学技術イノベーション)について議論する場。全学教育科目東北大学グリーン未来創造機構Green Goals Initiative小谷元子理事・副学長が、国連の10人委員会に任命されました2024年2月20日、本学の小谷元子理事・副学長(研究国際戦略・展開担当)が、国際連合の「持続可能な開発目標(SDGs)に向けた科学、技術、イノベーションを推進する民間部門および科学コミュニティ(10人委員会)」の10人の中の1人として選出されました。任期は2024-2025年の2年間です。 「10人委員会」は市民社会、民間セクター、科学界などからなる有識者委員会で、SDGsの実施を促進するために、国連機関間タスクチーム(IATT)と協力して国連STIフォーラム※を準備し、オンライン・プラットフォーム(2030コネクト)の開発と運用を支援します。※国連STIフォーラムは、年1回、政府、科学者、イノベーター、起業家、市民社会等の様々なステークホルダーが、東北大学SDGsプログラム東北大学グリーン未来創造機構とSDGsの取り組み
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