3年次後期に学科選択を行います。学科は、医薬品の研究・開発などを行う「創薬科学科」と、薬剤師国家試験受験資格が得られる「薬学科」があります。● 創薬科学科/4年制 定員60名 4年課程に学科決定した学生には、薬学研究者、医薬品開発者として大学院への進学、研究機関や薬事行政機関、医薬品メーカーなどへの就職等、多彩な進路が広がっています。大学院の入学試験は8月となっており、4年次に課題研究に取り組みながら、進路を決定するという流れになっています。学修の特徴と4年間の流れや専修選択について 学科決定後、第6セメスターでは創薬科学の研究者、技術者としての基礎を学ぶ、展開教育科目の授業を受け、創薬に関する知識を深めます。第6セメスターから4年次卒業までの1年半は、研究室ごとに課題研究を行います。課題研究とは、学生一人ひとりに与えられるテーマについて研究を行うことです。卒業後は、大学院に進学して、より高度な研究を行うことができます。また、卒業と同時に社会に出ることも可能です。58物質・生命・医療科学を統合、東北地方唯一の国立薬学研究教育機関薬剤師に必要な臨床的知識を学び、基礎・臨床研究の素地をつくる薬学科取得できる資格・免許4年次課題研究 薬学部では、物質科学、生命科学、医療科学の三つを統合した教育と研究を行っています。また、学科選択(希望と成績による)は3年次後期に行われ、薬学の基礎を十分に身に付けた上で薬剤師を目指す6年制の薬学科か、医薬品研究を目指す4年制の創薬科学科かを選択します。◆入学式●オリエンテーション●全学教育科目のほかに、 学部専門教育科目本学部では充実したカリキュラムが用意されており、幅広い分野について深く学ぶことができます。また、周りの友人のレベルも高く、切磋琢磨しながら自分を成長させることができます。実習では先輩と交流することができ、気軽に進路のことなどについて相談できるのも魅力の一つです。さん(■城県立牛久栄進高等学校卒業)横川 恵悟●学科選択●研究室配属吉田 琳物質と生命の関わり合いを探求し、人類の健康を支える医薬を生み出す土井 隆行薬学部長・薬学研究科長人類はこれまで多くの病と闘いながら薬を見出してきました。今世紀初頭には生命の設計図であるゲノム配列が解明されましたが、がんや認知症をはじめ未だ克服できない病気も多くあります。また、感染症など新たな病気の脅威に対しても迅速に対応する創薬研究力が求められています。薬学部では、創薬科学の発展に貢献する4年制創薬科学科、薬の専門家として医療に貢献する6年制薬学科で学び、人類の健康を支える分野のリーダーとして活躍する人材を育成します。医薬品の開発に携わる研究者・技術者としての基礎を確立する創薬科学科薬学科(6年制)卒業で薬剤師国家試験の受験資格を取得可能●卒業研究・論文作成●大学院博士前期2年の課程入学試験●就職活動・教育実習など●卒論口頭試問、研究発表会◆学位記授与式レベルの高い先生方や仲間から刺激を受けながら授業や実習を行うことができ、講義中に最先端の研究についてのお話も聞けるので薬学の可能性も感じられます。3年次の学科選択までに薬剤師になりたいのか、創薬に関わりたいのかをじっくり考えることができる点も魅力の一つです。さん(石川県立小松高等学校卒業)日々成長できる場所1年次全学教育科目薬学部3年2年次基幹教育科目(生物学、有機化学、物理化学)展開教育科目2学科共通●2年次後期〜3年次前期 「基礎薬学実習」刺激を受けながら将来をゆっくり考えられる3年次薬学部3年卒 業 後● 中学校教諭一種免許状(理科) ● 高等学校教諭一種免許状(理科)● 進学: 薬学研究科ほか● 医療機関、 研究機関など● 就職■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■Message from Students学部の特徴学科選択について在学生からのメッセージPharmaceutical Sciences高校生の皆さんへMessage from the Dean薬学部Faculty of
元のページ ../index.html#60