64人類に欠かせない「食料」「健康」「環境」について学ぶ2学科6コース取得できる資格・免許農学は「生物」だけではない「食と農免疫国際教育研究センター」で、薬に頼らない農畜水産物の健全育成システムを創出中生命科学を深く学び、産業へ貢献フィールドワーク 人類の生存基盤である「食料」「健康」「環境」の課題に対し、青葉山新キャンパスと国立大学最大規模のフィールドセンター(農場と臨海施設)などの恵まれた施設と少数精鋭の学修支援体制のもとで、自律的・能動的な学習能力と国際的視野を持って活躍できる能力を育成します。 東北大学農学部は、「生物生産科学科」と「応用生物化学科」の2学科が、6コースで構成されており、幅広い領域の研究と教育が行われています。農学部に入学した学生は、2年次に進級する際に、志望するコースを選び、成績などを基に配属が決まります。そして学科共通科目、コース共通科目を学び始め、3年次からコース毎の学生実験を含めて本格的な専門領域科目を履修します。4年次には、身につけた専門基礎を活かして、研究室において先端の卒業研修に取り組みます。◆入学式●オリエンテーション●学部専門教育農業経済学コースでは食料・環境問題を「経済の一要素」として社会課題と捉え、「農業・生態系と人々の関係」を科学的に明らかにする手法を学びます。発表や意見交換、実習など主体的活動が豊富で、日本や世界の多様な事例について知見を深め自分の興味に合わせて究めることができます。INFORMATION 川渡フィールドセンターは、仙台市から北西に約70km離れた大崎市鳴子温泉、栗原市、加美町にまたがる地域にあります。広さは2,215haに及び、大学附属農場としては全国一の規模を誇ります。その中には森林域から中山間域にかけて林地・草地・耕地がバランスよく配置されており、それらの複合生態フィールドを活用した持続的で環境に調和した生物生産システムの構築と発展を目指した教育研究が行われています。瀬尾 一真●学科・コースへの配属 ・生物生産科学科(4コース) ・応用生物化学科(2コース)さん(宮城県仙台第二高等学校卒業)●学生実験●就職支援ガイダンス、 キャリア支援セミナーなど●附属複合生態フィールド教育研究 センターで実践実習教育人類の生存と健康長寿の為の「食料」「健康」「環境」を科学する農学部長・農学研究科長農学部では、人類が健康で長生きするための「食料」「健康」「環境」を課題に、高度な基盤研究から応用開発を推進する生物産業融合科学の幅広い教育と研究を行っています。農学は、やがて迎える100億人の人類生存のための食料生産確保と100歳まで健康で元気に生きられる社会の実現のために極めて重要な学問です。東北大学に高い志を持った国内外の若人が集い、農学が抱える世界的課題の解決に向け、自由で独創的な発想と挑戦的研究を展開することで、大きく飛躍されることを期待しております。国立大学最大規模の「附属複合生態フィールド教育研究センター」で岸波 真由●研究室配属●卒業研究・論文作成●大学院入試●就活・教育実習など●卒論口頭試問、研究発表会◆学位記授与式畜産に寄与する研究を行う動物生命科学コースは、想像以上に生物学の奥深さを学べる場所でした。本学ならではの広大な農場や多岐にわたる研究室で、動物と間近に触れ、実感を伴う教科書を超えた学びができます。親身に関わってくださる先生方も多く、ここで研究できるのがとても嬉しいです。さん(福島県立橘高等学校卒業)北澤 春樹1年次全学教育科目生物生産科学科4年 / 附属複合生態フィールド教育研究センター 複合陸域生産システム部(川渡フィールドセンター)2年次専門教育科目3年次生物生産科学科4年4年次卒業研究論文卒 業 後● 食品衛生監視員 ● 食品衛生管理者 ● 中学校教諭一種免許状(理科) ● 高等学校教諭一種免許状(理科・農業)● 進学:農学研究科・生命科学研究科ほか● 就職■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■Message from Students学部の特徴学修の特徴と4年間の流れおよび資格在学生からのメッセージAgriculture高校生の皆さんへMessage from the Dean農学部Faculty of
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