□□□□□□□□□□□□□□□□Message4 □□□□□□□学年印象深い授業2022年度入学 [ 山形県立山形東高校 ]●宗教学実習:民俗調査を、実際にその地域で行う。昨年は宮城県名取市で調査を行いました。その地域に根付く習俗を自身の手で明らかにしていくのは面白い。●美学・西洋美術史概論:西洋絵画の歴史と絵画に込められた意義を学んでいく。特に宗教としての絵画がいかに「アート」として変化したかに着目している。●川と水辺の歴史(カレント・トピックス):生活から切り離せない川と水辺に対して日本人がどのように接してきたかの歴史を学ぶ。●言語学概論Ⅱ:言葉の意味が状況や相手に応じてどのように変化するかを分析する。普段使っている言語を理論的かつ実践的に理解できるようになる。こともあります。調査をするなかで、地域の方とどんどん仲良くなって一緒にお酒を飲んだりしたのは思い出深い経験です。また、インターネットの怪談話を片っ端から調査したこともあります。 東北大学文学部に入れば、学びの幅は皆さんの想像以上に大きく広がります。自分が心から学びたい・知りたいと思えるものが必ずあるはずです。そしてその学びを支える環境があり、支えあう仲間がいます。机に向かうことばかりで退屈だと思う方こそぜひ文学部に来てください。心の赴くままに、楽しく自由に学びましょう。 皆さんは文学部についてどのような印象をお持ちでしょうか。様々な印象を持つ方がいらっしゃると思いますが、本や資料を読み解いて勉強や研究するイメージが強いと思います。実際にそのように調査をする研究室もありますが、東北大学文学部には26の研究室があり、まったく違う調査方法をとる研究室もあります。 私の所属する宗教学研究室では、とても自由な研究内容・方法をとります。寺院や神社を訪ねて取材するだけでなく、研究対象としてお祭りに実際に参加したり、地域の方々からお話を伺う宗教学専修13Tohoku University, Faculty Of Arts And Letters 2026在校生からのメッセージ
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