東北大学 農学部 学部案内 2026
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▶ 植物栄養学植物の光合成と窒素のリサイクル機構の解明大粒Rubisco過剰生産イネ葉緑体オートファジー▶ 分子生物化学分子生物化学的手法と放射光による細胞・遺伝子機能の解明と応用ゲノム▶ 酵素化学タンパク質・酵素の応用開発、構造機能解析生物進化工学 ベノミクスアルツハイマー病・創薬▶ 応用微生物学微生物の新規機能の解明とその応用研究物質生産 遺伝子発現制御酵素・タンパク質の機能解析▶ 生物有機化学生物活性を持つ微量天然有機化合物を合成する有機合成化学 生物活性天然物 医・農薬▶ 植物細胞生化学植物の成長を支える窒素の利用メカニズムの解明窒素吸収・同化窒素利用効率の改良▶ 真核微生物機能学真核微生物の基礎生物学とバイオテクノロジー酵母・麹菌ストレス応答LABORATORYクロマチン細胞核 放射光窒素利用制御因子組換えタンパク質生産コース在学生メッセージ09生物化学コース代表 / 金子 淳 教授生物化学コース 4年 / 福島県立会津学鳳高等学校(福島県)出身高橋 愛BIOLOGICALCHEMISTRY研 究 室応 用 生 物 化 学 科生体は多様な有機化合物から構成される集合体であり、これらの物質が調和を保ちながら再生産を維持するシステムです。さらに、生物間の関わりも微視的に見れば、分子レベルの反応であると言えます。生物化学コースでは、生物が作り出す物質の構造や機能の解明、それらが織りなす生命現象の制御機構の解明などの基礎研究に加え、生物の潜在的機能の開発に関わる応用研究を行っています。対象は微生物から植物、動物にまでおよび、ゲノム科学、生化学、分子生物学、細胞生物学、遺伝子工学、タンパク質工学、有機合成化学、分析化学などの最先端技術を駆使して教育・研究が行われ、バイオテクノロジーを通じて、生命、食、環境における諸問題を解決できる人材の育成を行っています。コース代 表教員メッセージ生物化学コースでは、生物を化学物質からなるシステムとして捉え、生化学、分子生物学、遺伝学、細胞生物学、有機化学などの様々な手段によって解き明かして生命・食・環境分野における諸問題を解決する、基礎から応用までの多様な研究・教育を 展 開 し て い ま す 。さ ら に 農 学・生 命 科 学 研 究 の 新 た な 潮 流 を 作 る べ く 、NanoTerasuの次世代放射光という新たなツールも積極的に活用していきます。私はバイオテクノロジーを通じて食料問題の解決に貢献したいという思いから農学部を志望しました。その中で、微生物から植物まで幅広い生物を研究対象としている点に魅力を感じ、生物化学コースを選びました。コース配属までは1年間あるため、各コースの研究内容を聞き、じっくりとやりたいことを見つけることができると思います。ぜひ農学部で一緒に学びましょう。バイオテクノロジーとともに  人類のより豊かな      未来を追求□ □ □ □ □ e□ □ □ □ □ e生 物 化 学 コ ー ス

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