国際交流海を越えて海を学ぶプログラム大学間学術交流協定に基づく交換留学プログラム留学先オスロ大学(ノルウェー)留学期間2023年8月〜2024年6月留学概要■大学間学術交流協定に基づく 交換留学プログラム■短期海外研修プログラム■ダブルディグリープログラム杉山 晶海11大学・機関36 か国・地域(2025年1月現在)海洋生物科学コース 4年栃木県立宇都宮女子高等学校(栃木県)出身1年間又は1学期間、留学先の現地学生と同じ授業を受け研究活動を行います。多くの場合、留学先の授業料は免除となり、取得した単位は東北大学の卒業単位として単位互換することが可能で、留年せずに卒業することも履修状況次第で可能です。テーマ学習に取り組むスタディアブロードプログラム、教員引率型のファカルティレッドプログラム、海外体験プログラム、短期オンライン型留学プログラムなどを準備しています。東北大学と留学先大学の両大学から学位取得を目指すプログラムです。本プログラムの協定校は世界各国からエリートを集めて高度な教育を実施している学校であり、実質的な専門知識、研究能力、国際性、異文化対応力の養成が期待されています。東北大学は国立大学で最も海外協定校数の多い大学の一つとして、数多くの世界トップレベルの大学・機関と学術交流協定を締結しており、例年数百名(大学全体)が留学しています。特に農学部生は農学分野で世界を牽引しているカリフォルニア大学デービス校(アメリカ)やワーゲニンゲン大学(オランダ)で勉強する機会に挑戦することができます。多種多様なプログラムを準備しており、各自のニーズに合わせて留学先・留学期間・プログラム内容を選択することができます。また東北大学のキャンパスにいながら、留学生とともに学ぶ国際共修の機会が多数あります。農学部国際学士コース(英語学位プログラム)の学生と共同で受ける授業や国際共修ゼミに参加する機会があります。この他に、「Be Globalプロジェクト」や「東北大学グローバルリーダー育成プログラム(TGLプログラム)」があり、ニューノーマル時代に適応した教育の国際化展開及びグローバル人材としての能力開発を推進しています。大学間協定校留 学 経 験 者 か ら の メ ッ セ ー ジ私が留学へ踏み出したきっかけは、「ちょっと違う」「日本の常識が通じない環境で生きてみたい」という挑戦心からでした。持続可能な漁業を学ぶためにノルウェーのオスロ大学に1年間留学し、海洋系の授業はもちろんのこと、海洋系施設でのフィールドワークや、自身の専門とは全く関係ない授業を履修したりしていました。課外活動では学内カフェでボランティアをしたり、言語交換カフェに通ったりしていました。留学先で世界中から集まった研究者の卵と出会い、情熱を共有したことで「自分にもできるはずだ」という負けず嫌いな心が芽生え、同時に世界に挑戦することへのハードルが下がりました。今では大好きな海洋生態系の研究者を目指して勉学に励んでいるところです。世界の反対側の極寒の地で、家族や友人からも遠く離れて1年間生活することは、自身のコンフォートゾーンから抜け出す貴重で刺激的な体験でした。皆さんの世界への挑戦を応援しています。INTERNATIONAL EXCHANGE243□ □ □ □ □ e
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