東北大学 農学部 学部案内 2026
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▶ 水圏動物生理学水産動物の生命現象を分子レベルから解明する二枚貝類▶ 水産資源生態学沿岸生物の生活史特性と資源変動機構の解明沿岸漁業▶ 水圏植物生態学海産無脊椎動物の生理機能を解き明かす▶ 水産資源化学海の幸の特徴を生化学的手法で解明する高度有効利用▶ 生物海洋学海洋低次生産層の生物の構造と機能を解明するベントス生態低次生産層▶ 海洋生命遺伝情報学水産生物遺伝資源の持続的利用に遺伝学的手法で取り組んでいる発生工学遺伝育種学▶ 沿岸フィールド生物生産学DNA分析と環境動態解析によるSeascape研究分子生態▶ 国際海洋科学クラゲ類、タコ類のゲノム、タンパク質解析による海産無脊椎動物の多様性と進化の研究有毒クラゲ 種間系統解析LABORATORY生殖遺伝子操作耳石環境DNA二枚貝ウニ生殖食品科学有用有害プランクトンバイオインフォマティクス環境動態進化環境DNAコース在学生メッセージ08海洋生物科学コース代表 / 鵜沼 辰哉 教授海洋生物科学コース 4年 / 東京農業大学第二高等学校(群馬県)出身利 用 可 能 な 海洋生態系の保全や管理、海洋生物が持つ機能の解明や新しい食糧資源の開発に貢献で神宮 健希APPLIEDMARINE BIOLOGY研 究 室生 物 生 産 科 学 科地球環境における海洋の役割は非常に大きなものです。また、広大で深い海洋フィールドには未知の生物や未解明の現象がたくさん存在しています。海洋生物科学コースは、水圏動物生理学、水産資源生態学、水圏植物生態学、水産資源化学、生物海洋学、沿岸フィールド生物生産学、海洋生命遺伝情報学、国際海洋科学の8分野から構成されています。多様な海洋生物の進化、生理、生態、化学、育種に焦点を当て、海洋における生物生産の駆動メカニズム、生体の機能や特性について理解を深め、地球環境の 将 来 を 視 野 に 含 め た 教 育 と 研 究 を 行 っ て い ま す 。将 来 に わ た っ て 持 続 お よ びきる人材を育成することが目標です。コース代 表教員メッセージ世界では今、漁業資源を巡って苛烈な競争が生じています。加えて、温暖化や海洋酸性化、マイクロプラスチックなど、海洋生物を取り巻く環境は厳しさを増しています。海の恵みを末永く利用するには、多くの問題を解決せねばなりません。「魚を食べるのが好き」「釣りが好き」など、きっかけはなんでもかまいませんので、海洋生物に興味を持ち、諸問題と真□に向き合える学生を求めます。私は幼少期から海の生き物に強い関心を持っており、その研究に携わりたいと考え農学部へ入学し、海洋生物科学コースを選択しました。海洋生物科学コースでは、DNAから生物の生理生態、利用、海洋環境まで非常に広い分野の研究を行っており、その中から自分の興味のあるものをじっくり選べることが魅力的です。ぜひ私たちと海という「ワクワク」と「可能性」に満ちた世界の探究に挑戦しましょう!大海原で繰り広げられる  生命活動の探究と その応用に挑戦□ □ □ □ □ e□ □ □ □ □ e海 洋 生 物 科 学 コ ー ス

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