東北大学経済学部・大学院経済学研究科 学部・研究科案内 2026
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タイのメンバーとの写真パダボーン大学のStefan Jungblut教授から修了証書を受け取った白蘭さん(経済経営学専攻高度グローバル人材コース) 私は昨年3月のタイ研修と年末年始に実施された台湾研修に参加しました。この研修は語学要件が参加基準になく、課題解決に重きをおいたものである点に魅力を感じ参加しました。両研修ともにアンケート調査を実施し、タイ研修ではタイ進出を検討する企業に対し具体的な商品販売方法を、台湾研修では、宮城県や東北地方のインバウンド促進に対する施策を提案しました。現地の学生の考え方や視点を組み込むことで、課留学や海外研修を支援する経済学部独自のプログラムも充実。全学の海外留学奨励賞では、経済学部の学生はトップの受賞者数を誇っています。その他協力企業:岩谷産業、服部コーヒーフーズ、阿部長商店、YUKI Football Academy台湾の班のメンバーとの写真経済学部研究調査プログラム in Bangkokタイと台湾の研修に参加してダブルディグリー・プログラム短期留学(海外研修)参加者の声経済学部2年山田歩さん経済・経営分野の課題解決型短期留学プログラム2024年3月に12日間の予定で、30名の経済学部生をタイに派遣。チュラロンコン大学、泰日工業大学、タマサート大学からの25名の参加学生と共同で、将来タイへの進出を考える企業の製品のマーケティング調査を行いました。また、子供の教育施設を訪問しました。タイでは、薬物から貧困家庭の子供を守ることが重要であり、子供をサポートするために学校が重要な役割を果たしています。衣類など基本的なものが不足しているため、東北大生とタイの大学生、研究科教職員やJTB仙台支店、ベガルタ仙台、タイ高島屋が協力して、衣類(古着)や運動用具など、使われていないものをもちより、アシアナ航空の協力(無料)で運搬し、子供たちにお渡し、交流する活動も行いました。経済学研究科独自の国際的なプログラム部局間交流協定締結校のドイツ・パダボーン大学と、修士のダブルディグリー・プログラム(双方の修士号が一気に取得できる制度)を行っています。毎年、パダボーン大学と経済学研究科の学生が相互の大学を訪れ、両方の大学で修士号を取得するために勉強をしています。パダボーン大学では、1年間、英語で経済学・経営学の授業を学びます。題に対する解像度の高い提案をすることができました。両研修は私の人生で最も有意義な経験の1つになったと思っています。語学力への自信の有無に関わらず、何か1つのことに全力を注ぎたいと思っている方の参加を心待ちにしています。Graduate School of Economics and Management, Faculty of Economics 202609関連プログラム・受賞歴

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