TOHOKU UNIVERSITY SCHOOL OF MEDICINE 202620看護学専攻では、看護の基本となる技術や幅広い知識を身につけ、実習を通して学びを深めることができます。また、卒業研究を通して、論理的に考える力や探求する力を養うことができます。特に講義や実習では、話し合いながら課題の解決に取り組む場面が多くあり、臨床で求められる協働力や自主性を身につけることができました。将来は、より専門性を高め、日々進歩する医療の中で、患者さんに寄り添った看護を提供できるよう励んでいきたいと思います。4年間を通して、高い目標を持つ仲間と共に学ぶ環境は刺激的で、互いに切磋琢磨しながら成長できたことが、私にとって大きな財産です。みなさんも、様々な価値観を持つ仲間と共に看護を学び、自分自身の将来を見つめてみませんか。検査技術科学専攻では、臨床検査の基礎知識から専門的な技術までを体系的に学ぶことができます。講義や実習を通じて着実に成長し、3年次には病院での臨地実習を行い、4年次には卒業研究として最先端の医学研究に取り組むことができます。私は元々臨床検査技師になることを目指していましたが、卒業研究を通じて「研究」に魅力を感じ、新たな目標を見つけることができました。本専攻の魅力は、臨床検査技師として医療に携わるだけでなく、研究を通じて新たな知見を生み出すなど、様々な角度から医療に貢献する道が開かれているところにあると思います。ここでしか得られない貴重な学びと経験が皆さんを待っています。ぜひ本専攻で自分の可能性を広げてほしいです。看護学専攻では、1・2年次に双方向の講義を通じて看護の基礎知識を習得し、3年次以降は実習や研究を通じてその知識を実践に活かしながら視野を広げていきます。現在私は、質の高い看護力と、住民一人ひとりに寄り添う人間性を兼ね備えた地域の保健師を目指しています。この道は、本専攻での学びと出会いによって見いだすことができました。東北大学には、豊富な経験を持つ先生方や向上心の高い仲間たちが□っており、私の興味を引き出し、成長を支えてくれました。また、実習を通じて、患者さんや指導者をはじめ関わるすべての方々から学びを得ることができ、私にとって非常に貴重な経験となっています。皆さんも充実した学生生活を送りながら、自分の将来について考えてみませんか。放射線技術科学専攻では、1 年次には主に基礎医学的な知識を学び、2 年次からは放射線を安全に扱うための理工学・生物学的な知識を実験を通して身につけます。3 年次後期から始まる臨地実習は現場で働く技師さんを間近で見ることができ、座学では学びきれない臨床的な知識について知る貴重な経験ができます。また4 年次には実習・就活・卒業研究と忙しくなりますが、優秀な友人達と協力し合いながら自分の興味のある分野を極めることができて楽しいです。卒業後の進路としては診療放射線技師として病院で働いたり大学院に進学したりするだけでなく、医療機器企業や原子力規制庁で放射線のスペシャリストとして活躍するという道もあります。ぜひ本専攻で放射線について学んでみませんか。和田 咲季さん[令和7年3月卒業]伊藤 栞大さん[令和7年3月卒業]藤原 優月さん[令和7年3月卒業]佐藤 園香さん[令和7年3月卒業]東北大学大学院医学系研究科東北大学病院東京大学医学部附属病院東北大学大学院医学系研究科Message先輩からのメッセージ
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