東北大学 薬学部・大学院薬学研究科 2026
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38東北大学 薬学部/東北大学 大学院薬学研究科 2026TOHOKU UNIVERSITY医薬品開発研究センターSPF実験動物飼育管理施設 アカデミア発の革新的な創薬研究を推進するための拠点として2019年4月に組織され、2022年4月には医薬品開発研究センター(263㎡)が完成しました。7500種を超える東北大学化合物ライブラリーの管理・運用により創薬研究を支援するとともに、共同施設としてハイスループットスクリーニング室、生体機能解析室、細胞解析室、およびディスカッションスペースを整備し、ロボットを活用したハイスループットなスクリーニングや先端機器による生化学的なスクリーニングから、細胞レベル、動物レベルでの薬効評価まで、一連の医薬品探索研究が可能となっています。また2つのコラボスペースでは企業等との共同研究の拠点として活用されています。 薬学研究は、近年のバイオサイエンスの目ざましい進歩とともに歩んできました。これらバイオサイエンスに関する知識の集積には様々な動物実験が必要であり、しかも精度の高い実験データが要求されます。たとえば、新しい薬物を開発したり、薬物の有効性と安全性を評価する上で動物実験は欠かすことができません。平成24年度に新設されたSPF実験動物施設では、マウスを中心とした実験動物をクリーンな環境で飼育できるよう設計されています。また、動物実験は実験動物取扱規則に基づき、生命の尊厳を充分に配慮して行われます。この精神は、1975年に全国に先がけて動物慰霊碑を建て、毎年実験動物慰霊祭を行うこと等により、引き継がれています。ごあいさつ薬学部概要カリキュラム創薬科学科薬学科講義内容大学院分野(研究室)紹介卒業・修了後の進路など入試情報・奨学金教育研究施設組織図オープンキャンパスキャンパスマップ

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