緊張する国際会議での発表途上国での水環境調査社会環境工学は，都市の形成とともに発展し，人類が長年にわたって取り組んできた「土木分野」の延長線上に位置する学問です。都市や地域が抱えるさまざまな課題に対処するには，複雑な問題を多角的な角度から分析し，自然条件や社会的要請とのバランスを考慮しながら，最善の解決策を導き出して実行に移す必要があります。社会環境工学の学びを通して，柔軟な思考と実践力を備え，人間が人間らしく生きることができる環境の創出に貢献できる技術者を目指します。わたしたちが理想とする技術者の人物像は次のとおりです。社会経済や科学技術の変化を常にとらえ，社会基盤施設が生み出す新たな価値を創造したり，施設のスマートな使い方を提案・実装する技術者の育成を目指します。クロス情報プログラムでは，データサイエンスや情報技術を学ぶことで新たな領域開拓に挑戦します。社会基盤施設の整備や運用では，設置場所の自然条件や社会条件に適応させる必要があり，オーダーメイドの設計が求められます。社会科学や人文科学の知識も積極的に吸収し，環境との調和を図りながら社会のニーズに応じた最適な解決策を導き出せる人材を目指します。わが国の土木技術に対する期待は，発展途上国のみならず，先進国や新興国にも広がりを見せています。世界各国の社会開発の支援を通じて，持続可能な地球社会や世界平和の実現に貢献できる技術者の輩出を目指します。 新たな価値を創造する技術者知的総合力を有する技術者国際的に活躍する技術者社会環境工学系3コースが目指す人物像社会環境工学系3コースが目指す人物像
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