東北大学 工学部 建築・社会環境工学科 社会基盤デザインコース/水環境デザインコース/都市システム計画コース
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■石橋 知士 (所属:社会基盤デザインコース,出身校:八戸工業高等専門学校)■前田 拓海 (所属:水環境デザインコース,出身高校:沖縄尚学高等学校)■菅野 桜 (所属:都市システム計画コース, 出身高校:秋田県立秋田高等学校)■富山 華奈 (所属:社会基盤デザインコース, 出身高校:北海道札幌南高等学校)八戸高専で5年間土木工学を学んだ後,学部3年次に東北大学に編入しました。中学生の頃,現役土木技術者の方の講演を聴く機会があり,道路・ダムなどの「社会基盤」の重要性や課題に触れ,日本の土木技術の偉大さや個々のプロジェクトのスケールに圧倒されました。土木工学を学べば学ぶほどそのありがたさに気づき,今でも興味は深まるばかりです。社会基盤デザインコースでは構造や材料について深く学ぶので,橋やトンネル,地下構造物などを見るのが楽しくなること間違いなしです。様々な土木技術の恩恵を,街並みの端々からリアルタイムで実感することもできます。皆さんもきっとその魅力に気づき,やりたいことが見つかるはずです。沖縄で生まれ育った私は,海は「楽しいもの」「癒されるもの」という印象を強く持っていました。しかし,東日本大震災でその海が□をむき,人々の暮らしを一変させる姿を目の当たりにし,自然の力の大きさとそれに対して人がどのように向き合っていくべきかを考えるようになりました。毎年のように台風が襲来する沖縄で,それでも日常生活を守り続けてくれるインフラの存在に関心を持ち,土木工学の道へと進むことを決めました。現在は津波減災の研究に取り組んでいます。東北大学は災害に関する研究が世界的にも高く評価されており,海外からも多くの研究者が集まっている環境です。そうした世界の最前線で災害と向き合う人々と関わりながら学べることも,この大学ならではの魅力だと感じています。秋田県由利本荘市の片田舎で生まれ,地方の課題を目の当たりにしながら生きてきました。なんとかして地元に元気をもたらしたいという夢を抱き,「まちづくり」について学びたいと考え,東北大学建築・社会環境工学科を志望しました。都市システム計画コースは,交通や経済,景観など,「都市」に関して様々な学びが得られる場です。講義や演習で扱われる内容が自分達の生活と密接に繋がっていると理解できた時,学びの楽しさを実感します。まだまだ土木学生としては駆け出しで,都市に対する考えも未熟ですが,まちを見る目が今までとは少しずつ変わってきました。あんなに課題だらけだと思っていた地元の良さに気がつけたことも私の中では嬉しい変化です。人間の生活の舞台である「都市」について,一緒に学び,考えを深めてみませんか?中学3年のとき,地元の北海道で胆振東部地震が発生しました。見慣れた街が地盤の液状化で変わり果てた姿を目撃し,以来,防災や減災というものに興味を持ち,土木の道へと進みました。東北大学には,東日本大震災の震災復興の場で活躍された方や企業と提携して研究を行っている方が多く,授業でも最前線で活躍されている先生方から直接,お話を伺うことができます。座学だけでなく実験や実習も多く,実際に手を動かしながら同級生と切磋琢磨しながら学べます。道路や鉄道,空港などの社会の土台となるインフラの研究・開発の最先端にも触れられますよ。東北大学が位置する仙台は,緑豊かな自然と都市機能がほどよく混ざった暮らしやすい街なので,女子学生の皆さんも実りある学生生活を送ることができると思います。東北大学で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!学生からの一言女子学生へのメッセージ

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