21パスです。農学研究科、災害科学国際研究所といった教育・研究施設のほか、留学生と日本人の計752名が混住するユニバーシティ・ハウス青葉山、保育所、図書館等が整備された一つの「まち」として機能しており、その中にサイエンスパークを整備しています。2024年4月には、官民地域パートナーシップの取り組みに基づく「3GeV高輝度放射光施設NanoTerasu」の運用が開始されました。NanoTerasuは、ナノレベルでの物質構造を見るための強力な光を使った「巨大な顕微鏡」で、我が国がものづくりを進めるため有効かつ重要な研究基盤施設です。3GeV高輝度放射光施設NanoTerasu青葉山新キャンパスに整備中のサイエンスパークと3GeV高輝度放射光施設NanoTerasu(ナノテラス)※一部CG加工放射光施設NanoTerasuMOVIE3GeV高輝度 キャンパス内で、産学官金が結集し、大学とともに社会価値創造を行う共創の場、「サイエンスパーク」の整備が本格的に進んでいます。サイエンスパークとは、研究開発から事業経営や制度設計まで一貫して遂行していくオープンイノベーションのためのエコシステムです。企業、大学、自治体、金融機関が連携・共創し、一体となって社会的な価値を生み出します。 青葉山新キャンパスは、仙台市営地下鉄東西線青葉山駅に近く、理学研究科や工学研究科などが設置されている青葉山キャンパスに隣接するキャン術や光源技術が注ぎ込まれており、これまで見えなかった世界をデータ化(可視化)することで、新材料やデバイスの開発、生命機能、創薬の研究開発など幅広い分野での活用が期待できます。これは「サイエンスパーク」に集うプレイヤーにとって、破壊的イノベーション創出のための強力なツールとなります。そしてその周辺には、国際放射光イノベーション・スマート研究棟(SRIS棟)、青葉山ユニバースの2棟が竣工。今後も、サイエンスパークは、共創の場の構築を目指して発展を続けます。NanoTerasuには、日本発の最先端の加速器技国際集積エレクトロニクス研究開発センター災害科学国際研究所農学研究科ユニバーシティ・ハウス青葉山環境科学研究科青葉山駅マテリアル・イノベーション・センターサイエンスパークゾーン:4万m2青葉山ユニバースサイエンスパーク事業国際放射光イノベーション・スマート研究棟(SRIS棟)
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