olumn2世界で活躍した先人小田 滋Oda Shigeru1950年から1976年まで東北大学法学部で教鞭をとられた小田滋先生は、世界的に最も著名な国際法学者の一人であり、特に海洋法の分野における世界的権威として知られています。その著作は、今日でも世界中の研究者や学生にとって必読文献とされ、海洋法研究の礎となっています。小田先生は、学者としては国際法の諸問題の本質を鋭く捉える一方で、国際法が現実の国際社会でどのように用いられているかを重視し、自ら実務の最前線でも国際的に活躍されました。東北大学法学部在職中からすでに、国際司法裁判所において「北海大陸棚事件」の西ドイツ側弁護人を務めたほか、第1次から第3次にわたる国連海洋法会議で日本代表団の一員として条約交渉に携わるなど、国際法実務の現場でも重要な役割を担われていました。その後、1976年から2003年までの27年間にわたり国際司法裁判所裁判官を務め、多くの国際紛争の解決に尽力するとともに、今日でもしばしば参照される個別意見を数多く残しています。執務風景(1989年)第三期の法服記念写真学問と実務の両面で国際法のあり方を示した世界的法学者
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