平成30年度 筑波大学入学案内
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生物学類パンフレットの請求方法● 学類のWeb ページ(http://www.biol.tsukuba.ac.jp/)でもパンフレットのPDF ファイルを見ることができます。● テレメールによる請求もできます(p.175 資料請求番号は561290)実験センターや菅平高原実験所などを利用したさまざまな野外実習も開講されています。さらに、通常の授業科目ではカバーしきれない、魅力ある個別的なテーマを取り上げた生物学の特講も多数開講されています。3年次後半には特定のテーマに関して多数の論文を読んで知識を深める生物学演習を行い、4年次の卒業研究へと発展させます。教員や大学院生とともに過ごす研究室での生活やセミナーを通じて議論の仕方や論文の読み方を修得し、生物学の研究方法を身につける卒業研究によって、生物学の本当のおもしろさを知ることができます。世界にはばたくための英語教育 生物学に関する論文や専門書のほとんどは英語で書かれており、英語は必要不可欠なスキルです。そのため、生物学類では4年間一貫して英語の授業が必修となっています。特に、3年次では少人数(1人の教員に4~8人の学生)で授業を行うため、きめ細かい指導が受けられます。1~3年次に、生物学類専属の外国人教員が担当する授業があり、聞き取る力や話す力を強化します。グローバル30プログラム 生命環境学群では、外国人留学生に英語で授業を提供する学際プログラムを行っています。生物学類では日本人学生も一緒に30科目以上の授業を受けることにより、専門性と同時に国際性も身につけることができます。豊富な実験・実習 実験・実習が数多く開設されており、1年次の基礎生物学実験から4年次の卒業研究まで、4年間を通じて実験・実習に参加できます。また野外実習は、下田臨海実験センター、菅平高原実験所、長野県八ヶ岳などで行われ、自然の中で本物の生物に触れながら学習できます。充実した基礎生物学 系統分類学・生態学など基礎生物学分野(特に生物多様性分野)が充実しており、これらに関する講義や実験・実習が数多く開設されています。またゲノム生物学など、近年目覚ましく発展している先端分野も充実しています。専門として学べる内容 2年次から、多様性コース、情報コース、分子細胞コース、応用生物コース、人間生物コースの5つのコースに分かれます。一部の授業を除けばどのコースの授業もほぼ自由に履修できます。カリキュラム 生物学とは「生物及び生命現象を研究する科学」です。生物学では、DNAのようなミクロなものから生物群集といったマクロなものまで、その対象はさまざまであり、生理学、生態学など、アプローチの仕方もいろいろあります。しかし、その根底に「いきもの」があるという点でどれも共通しており、生物学を学ぶならばどんな分野であっても生きている生物そのものを見ることを忘れてはいけません。そのため、実験や実習においてさまざまな生物に直に触れ、その生物の生きている姿を見ることはとても大切です。また対象とする生物について、さまざまな面から考えることが必要であり、基礎生物学を中心に、将来自分が専門とする分野以外についても学ぶ必要があります。筑波大学生物学類には、これらを実現するための環境が整っています。特長1年次から生物学を学べるカリキュラム 1年次では必修の講義(概論8科目:系統分類・進化学、分子細胞生物学、遺伝学、発生生物学、生化学、生態学、動物生理学、植物生理学)と基礎生物学実験があります。これにより生物学の基礎を身に付けるとともに生物学の本当の面白さを再発見し、専攻分野をしぼっていくきっかけをつかむことができるでしょう。5つのコースからなるユニークなカリキュラム 生物学類は、多様性コース、情報コース、分子細胞コース、応用生物コース、人間生物コースの5つのコースを設けています。1年次で自然科学及び生物学全般にわたる基礎的知識と技術を学び、2年次から学生の希望によりいずれかのコースを選択して専門科目の履修を始めます(人間生物コースには人数制限があります)。これらのコースにおいて開講されている各授業科目は、基本的に講義と実験から構成されています。また充実した設備をもつ下田臨海群学工理群学報情群学医群学門専育体群学門専術芸群学境環命生群学間人群学化文・文人群学際国・会社5751

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