平成30年度 筑波大学入学案内
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主専攻の選択 主専攻は2年次の1月に、希望に基づきながら、3主専攻の人数に偏りがないように振り分けを行います。卒業研究を行う研究室の選択 卒業研究を行う研究室は、3年次の10月に行う希望調査に基づいて決定します。研究室には定員がありますが、多くの担当教員の中から選択することができるため、ほぼ希望の研究を行うことができます。卒業後の進路 情報科学類の卒業生には、情報化社会の中核を担う活躍が期待されており、前途は非常に有望です。最近数年間の卒業生の進路は、大学院進学が約7 ~ 8割、企業などへの就職が約2 ~3割です。就職先企業は、情報・通信をはじめ、電機・自動車などの製造業から、金融、マスコミにいたるまで、幅広い分野に亘っています。また、公務員や教員[高校(数学、情報)、中学(数学)各々一種]を目指す道もあります。このように、分野を越えて活躍の場があることは、情報科学類に特有の自在さです。 情報科学類に対応する大学院であるシステム情報工学研究科には、博士前期課程(2年)と博士後期課程(3年)があります。大学院に進学した人達は、さらに深く専門の研究を行って修士号や博士号を取得したあと、企業や大学・国公立の研究機関、海外などで活躍しています。求める人材情報科学や情報技術への好奇心と探求心を持ち、習得した知識を創造的に活用・発展させて情報化社会の中核を担う意欲のある人材。入学までに学んでおいてほしいこと情報科学や情報技術についての基本的な理解力を身につけていることが望ましい。数学的な知識も備えていることが望ましい。針方抜選者学入個別学力検査等(前期日程)情報科学や情報技術を学ぶために必要な数学、理科、外国語の学習内容に対する理解度を総合的に評価します。個別学力検査等(後期日程)総合的な基礎学力に加え、情報科学や情報技術への関心や学習意欲、学習に必要な論理的思考能力や応用力を評価します。推薦入試高等学校における学習状況と課外活動への取組みとともに、情報科学や情報技術への関心、新しい技術を創造する意欲、自己表現能力、論理的に思考しその結果を的確に説明するコミュニケーション能力等を総合的に評価します。AC入試情報科学や情報技術、または関連する分野に強い関心を持ち、自ら研究課題と明確な目標を設定して問題の分析や解決を創造的に図る意欲と能力を有し、その過程と結果を論理的に説明することのできる人材を選抜します。国際科学オリンピック特別入試日本情報オリンピック本選でA ランクとなった者、または情報処理推進機構が主催する未踏IT人材発掘・育成事業に採択されたテーマのチーフクリエータを対象として、明確な目標を持って学ぶ意欲や計画的に学ぶ能力を評価します。国際バカロレア特別入試情報科学や情報技術への関心、新しい技術を創造する意欲、論理的思考能力、語学力を含めたコミュニケーション能力等を総合的に評価します。私費外国人留学生入試情報科学や情報技術に対する高い関心、そして入学後に情報科学や情報技術を学ぶのに必要な基礎学力、協調性等を総合的に評価します。編入学試験※情報科学や情報技術を学ぶために必要な数学、情報基礎、物理学の学力、専門的知識を学ぶために必要な大学2年次修了程度の英語(TOEFL/TOEICスコアによる)の学力を総合的に評価します。入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)群学工理群学報情群学医群学門専育体群学門専術芸群学境環命生群学間人群学化文・文人群学際国・会社95卒業生の主な就職先は以下の通りです。(大学院進学後の就職も含む)情報・通信・システム: NTTデータ、日本IBM、新日鉄住金ソリューションズ、日立情報制御ソリューションズ、日立ソリューションズ、日立システムズ、リコーITソリューションズ、ソフトバンクグループ、日本ユニシス、東芝ソリューションズ、三菱スペースソフトウェア、ヤフー、アイヴィス電機: 日立製作所、NEC、富士通、パイオニア、ソニー、三菱電機、キヤノン、リコー、スタンレー電気通信サービス・生活サービス: NTT研究所、NTT東日本、NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、NTTコムウェア、JR東日本、ドワンゴ、任天堂、KDDI自動車・機械・エネルギー: トヨタ自動車、東レ、電源開発、小松製作所、スタンレー電気、日本精機、キーエンス、アルパインマスコミ・出版・銀行・保険・シンクタンク・小売りなど: 楽天、NHK、野村総合研究所、日本総合研究所、三井住友銀行、三菱UFJニコス、リクルートホールディングス、セコム、サントリーホールディングス、サイバーエージェント、ミクシィ、日本取引所グループ、ノジマその他: 総務省、防衛省、内閣府、特許庁、陸上自衛隊、県庁・市役所等※情報メディア創成学類との併願が可能です。89

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