2019年度 筑波大学入学案内
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主な支援内容●入学まで大学説明会参加者への支援、入試での特別な配慮の実施に関する教育組織への助言、入学時相談(注2)●修学支援障害学生個々の配慮依頼文書作成・周知、定期試験等における特別な配慮の実施、ピア・チューター制度、障害別支援・準備室(注3)の整備、大学図書館における障害者サービス(対面朗読・文献複写等)●学内のバリアフリー化学生宿舎バリアフリー室への入居、個々のニーズに応じた施設・設備の改善にあたっての関係各所へのアドバイス●一般学生の啓発・指導総合科目Ⅰ「障害のある学生とともに学ぶ共生キャンパス」の開設、障害別ピア・チューター養成講座(一部授業化:自由科目(特設)「障害学生支援技術」)の開講(注1)障害の種類や程度、学習環境(学群・大学院、理系・文系等)等、個々の障害学生の状況に応じて、修学上必要な人的支援を提供する制度です。支援の時間数は、障害の程度や学習環境等を考慮して、障害学生支援の専門スタッ ピア・チューターは原則として本学の学生から募集し、フで決定します。専門的かつ効率的な支援を行ってもらうために「ピア・チューター養成講座」を開講しています。 ピア・チューターの支援には、大学の規定に基づいて謝金を支給し、また、一定時間の活動に対しては学長名の活動証明書を発行しています。支援内容としては、授業準備、受講時の情報支援、授業の課題作成補助、キャンパス内の移動支援などがあります。(注3)現在は、視覚障害、聴覚障害、運動・内部障害の支援・準備室があります。それぞれ必要な機器を備え、障害学生の学習室として、また支援活動の拠点として使われています。PC要約筆記パソコン要約筆記(手前)の画面を見ながら聴覚障害学生(奥)が授業に参加しています。対面朗読ピア・チューター(右)が教科書を音読し、視覚障害学生(左)が点字携帯端末でメモを取りながら聞いています。133筑波大学では、LGBTを含むセクシュアル・マイノリティの学生に対して、「LGBT等に関する筑波大学の基本理念と対応ガイドライン」に基づき、ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンターに相談窓口を設け、各学生が有意義で快適な学生生活を送れるよう、関係組織と協力してサポートしています。<LGBT等の学生への支援>場所:スチューデントプラザ2階開室時間:月~金 8:30-12:15/13:15-17:15TEL:029-853-8504E-mail : diversity-au@un.tsukuba.ac.jpURL:https://diversity.tsukuba.ac.jp/LGBT等学生支援(注2)障害学生の入学時には、個別相談会を実施します。 障害学生本人、保護者、クラス担任、語学や実習・実技科目の担当者、DACセンターの教員、関係事務局等が一堂に集まって打ち合わせを行います。支援ニーズの把握、具体的な支援内容の確認、大学の支援体制に関する情報提供などが主な内容です。129

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