2019年度 筑波大学入学案内
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 筑波大学蹴球部は、明治29年(1896年)に創立された高等師範学校フートボール部を起源にもつ、日本で最も歴史があるクラブのひとつです。前身の高等師範学校・東京文理大・東京教育大のころから受け継がれてきた歴史は今年で122年目を迎えました。「いい選手、いいチーム、いい指導者」という理念のもと、大学サッカーを牽引する存在、ピッチ内外での日本一のチームを目指して活動しています。 「常勝」のスローガンを掲げて挑んだ2017年シーズンでは、関東大学サッカーリーグ戦において13年ぶり15度目となる優勝を果たしました。さらに、天皇杯全日本サッカー選手権では、Jリーグのチームに3連勝し、大学勢唯一となるラウンド16進出という結果を残しました。天皇杯3回戦勝利後の選手達と応援席 一方で、総理大臣杯はベスト4、インカレは3回戦敗退となり、目標としていた3冠を達成することができずに悔しさの残るシーズンでもありました。 2018年シーズンは「凌駕」のスローガンの下、「タイトルを取ること、筑波サポーターを増やすこと、社会で活躍できる人間になること」を目標に、さらなる高みを目指して精進してまいります。2018トップチーム始動 さて、ここからは、ピッチ外の活動についてお伝えしていきたいと思います。蹴球部は、いつもチームを応援してくださっている方々に恩返しをしたい、もっとたくさんの人にサッカーを知って応援してもらいたい、という思いから、試合時のバスツアー開催や、地域の少年団へのサッカー指導を行っています。少年サッカー教室 地域の少年団とは、つくば市とその近隣で活動する12の少年少女サッカーチームで構成された、つくば少年少女サッカー連盟とよばれる組織のことです。蹴球部員たちは各チームのコーチを担当しています。子供たちにサッカーの楽しさやスポーツのよさを経験してもらいたいという思いで、サッカーの技術指導やイベント開催などの活動を行っています。加えて、保護者の方々向けに、審判講習会も開催しています。2017年9月の低学年フェスティバル 蹴球部は、サッカーという競技の普及を、サッカー選手である自分たちの役目の1つだと考えています。そして、蹴球部だけでなく、筑波大学体育会に所属する多くの団体が同じ意識で、それぞれのスポーツの普及に取り組んでいます。今後も、プレーでの結果を残すことはもちろん、サッカー、スポーツの魅力を多くの方に届けられるような活動に、さらに力をいれていきたいと思います。ピッチ内外の日本一へ 蹴球部http://www.tsukubashukyu.com/143

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