2019年度 筑波大学入学案内
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◆総合科目(全学必修):入学初年次の必修科目である「フレッシュマンセミナー」と「学問へのいざない」に加え、社会で活躍するために必要となる広い視野、学際的な視点などを養うための一連の科目群から構成されます。「フレッシュマンセミナー」は、大学での学習と生活スタイルの基礎を固め、順調な大学生活をスタートアップさせるための科目です。「学問へのいざない」は、大学における学問分野の成り立ちと知識とのつながり、学問分野どうしの関係性と裾野の広がりを理解する能力を涵養します。◆体育(全学必修):充実した体育施設において、ジョグ&ウォーク、サッカー、テニス、バレーボール、バスケットボール、柔道、ゴルフ、水泳、ダンス、インラインスケート、フィットネストレーニング、ボディ・ワーク、野外運動、トリム運動など多彩な科目から選択して受講します。またキャンピング、スノースポーツやマリンスポーツの集中実技も開設されています。  トップアスリートの指導による魅力あふれる授業が多数開設されており、基礎から発展へと4年間を通じて履修することも可能です。◆外国語(全学必修):「第1外国語」、「第2外国語」として英語と初修外国語を学びます(「第2外国語」は一部の学群・学類が必修)。英語は「読む」「書く」「聞く」「話す」という4技能に対応した科目で構成され、学士課程後半での専門的な英語運用能力へとつなげていきます。「第1外国語」「第2外国語」ともに上級者向けの選択科目が開設されています。◆情報(全学必修):講義と実習を通じて、コンピュータ・リテラシーを身につけます。コンピュータについての基礎的な知識や能力を習得するとともに、情報セキュリティ、情報倫理について学びます。  さらに高度な内容(インタラクションデザイン、Java等)を学びたい人のための上級コースも開設されています。◆国語(一部の学群・学類で必修):レポート(論文)作成の基礎、応用・発展、総合的な表現能力の向上を目的として、日本語運用能力を系統的に修得するカリキュラムが用意されています。◆芸術:国際的に「芸術」は大学におけるリベラルアーツ(教養)敎育の重要な一分野を占めています。これからの調和的で持続可能な社会を発展させるために獲得すべき、バランス感覚や自己表現能力の育成をめざしています。「アートツアー」「日本画実習」「絵本制作」「デザインプロデュース演習」など多彩な科目が開講されています。●自由科目(特設):本学の研究や教育の成果をもとに、全学の学生を対象として開設される科目です。ドイツ語、中国語、ロシア語を現地の大学で学ぶ「海外語学研修」や「障害学生支援技術」「青木彰記念・ジャーナリズムとメディアの現在」「裁判員制度を体感する」など特徴的な科目が開設されています。共通科目について自由科目「創造学群表現学類―OBOG指導によるクリエイティブ体験講座」の授業の様子(本誌の表紙と巻頭部分(p.1-9)はこの科目の受講生が授業の成果を活用して制作したものです)13

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