2019年度 筑波大学入学案内
153/178

●生命環境科学研究科http://www.life.tsukuba.ac.jp/ 人間を含む多様な生物の生命現象とそれを支える地球環境の基礎科学的探究、生物資源の保全や持続的利用の自然科学的・社会科学的な応用探求、さらに新たな価値観に基づく地球生命系と人類の共存といった総合的探求等をテーマとした研究・教育により、専門領域の知識と技術を横断的に習得します。●人間総合科学研究科http://www.chs.tsukuba.ac.jp/ 多様な価値観に対応する教育、高齢化社会における健康・医療・福祉、文化遺産の保全、社会システムに起因するストレス、難病等解決しなければならない多くの問題に対応するため、人間の生物身体的側面、教育福祉的側面及び精神文化的側面の3側面を常に統合すべく人間に関する知識を再編する努力を払いつつ、総合的な視野をもった優れた研究者及び高度専門職業人を養成します。●図書館情報メディア研究科http://www.slis.tsukuba.ac.jp/grad/専門職学位課程専門職学位課程は、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培うことを目的として実践的な教育を行っています。 ビジネス科学研究科に法曹専攻、国際経営プロフェッショナル専攻の2つの専攻を置いています。グローバル教育院グローバル教育院では「博士課程教育リーディングプログラム」に採択された学位プログラムや、筑波大学が独自に開設する学術分野横断的な学位プログラムの運営を行っています。博士課程教育リーディングプログラム(採択年度:平成23~29年度)博士課程教育リーディングプログラム(採択年度:平成25~31年度)◆ヒューマンバイオロジー学位プログラム http://hbp.tsukuba.ac.jp/ 生命科学、医学、計算科学、物質科学を横断した複合的方法論を駆使して、ヒトの生命の維持、適応、継承のメカニズムを理解し、これらに関する研究力、専門力を修得した上で、ヒトが人らしく生きる社会の創造を先導できる国際的トップリーダーを養成します。 以下のような取り組みを駆使し、地球規模課題の解決に向けて、国際的合意を生み出すことのできる目利き力、突破力および完結力を備えた博士人材を養成します。・適正技術学修に代表される地球航海型武者修行学修が可能・先端研究者、挑戦的企業人のみならずアントレプレナーシップにも繋がる組織を作る指導力の習得・戦略的な企画に基づいた専門力と人間力を涵養するコースワークを海外連携大学、産業界で実施◆エンパワーメント情報学プログラムhttp://www.emp.tsukuba.ac.jp/http://tlsi.tsukuba.ac.jp/ 現実の社会に広がるさまざまな地球規模課題に取り組み、本質を探究し実問題を解決する応用力、多角的で複眼的な俯瞰力と最先端の新しい学問領域の地平を切り開く独創力、成果を世界に広く伝えつつ世界を導くリーダーシップ力を発揮できるグローバル博士人材を養成します。 以下のような取り組みを駆使し、多様な文化的背景を有する人々が集まる国際社会において、イニシアティブを発揮できるグローバル人材を育成します。・「分野横断力」「魅せ方力」「現場力」という3つの人材養成目標を定め、学生が日常的に切磋琢磨し、展示を通じてシステムを洗練する研究スタイルが特徴の「エンパワースタジオ」や、学生が寝食を共にし、コラボレーションを促進する「エンパワー寮」といった人材育成の場を提供・情報学、工学、芸術、心理学、神経科学、臨床医学、看護科学、ビジネス科学、企業法学からなる複合領域の連携体制を整備◆ライフイノベーション学位プログラム 分野横断的かつ俯瞰的な考え方を修得し、世界トップクラスの高度で専門的研究能力を身に付け、バイオリソースを用いてライフサイエンス研究の新たな展開を切り開き、革新的医薬品・機能性食品の研究開発分野及びその保全と管理の分野でグローバルに活躍する研究者及び高度専門職業人を養成します。 ライフイノベーション学位プログラムは、つくば市や海外での素晴らしい学びの機会を提供し、4つの専門領域ー「病態機構、創薬開発、食料革新、環境制御」における世界有数の専門家と学生間の相互作用を促進します。 本学位プログラムは、大学の専門的知識と、つくばライフサイエンス推進協議会に属する企業や研究機関の実践的知識を融合させているのが特徴です。 さらに、オックスフォード幹細胞研究所(イギリス)、ワーゲニンゲン大学(オランダ)、モンペリエ大学、ボルドー大学(フランス)カリフォルニア大学サンディエゴ校などの海外のトップクラスの大学からの教授陣が本プログラムに参加しており、学生は学位論文作成にあたってアドバイスを受ける機会も得られます。153 知識と情報を基盤とした人々の活動と社会の発展を支えるために、知識資源の流通と新しい知識の創造と共有に係る人材を養成します。情報の意味にこだわった研究、未来志向の図書館研究、情報化にともなう技術と社会制度の問題、ビッグ・データから有益な情報を引き出して人や社会に役立てる研究などに取り組んでいます。151

元のページ  ../index.html#153

このブックを見る