2019年度 筑波大学入学案内
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人文・文化学群人文学類カリキュラム 哲学、史学、考古学・民俗学、言語学という4主専攻が全部で11のコース(平成31年度以降)に分かれ、各分野を基礎からじっくり学ぶことができます。 1年次には、人間とその社会について幅広く学びつつ、専門基礎科目の履修により希望コースに進むための基礎的知識を習得します。 2年次の終わりに自らの志望により主専攻コースを選択し、それぞれの問題解決の方法論を身に付け、問題解決能力を高めていきます。 4年次では、卒業論文(必修)の作成を通じて、幅広い教養の上に立つ専門的能力を身に付けるとともに、社会との連携や対話を深め、さらに自己発信能力を獲得します。主専攻学びたいこと学べること哲学日常的で断片的な生活に埋没せずに、確固とした原理を求めたい。人間と社会・自然環境とのあり方に基本構造を見出したい。人間と宗教との本質的なかかわりを認識したい。哲学通論、倫理学通論、宗教学通論、東洋思想史学日本列島に住みついた人々の足跡を実証的に探りたい。中国社会あるいは中国文明の影響下にあった地域社会の本質を探りたい。古代地中海文化の基盤の上に繰り広げられたヨーロッパ文化を把握したい。人間集団の空間組織を復原し、時間と空間の両面からその変化の過程を解明したい。日本史概説、中国史概説、古代西アジア史概説、ヨーロッパ史概説、歴史地理学概説考古学・民俗学遺跡・遺物を素材として、人々の歴史の復原と解釈に取り組みたい。フィールドワークによって価値観を異にする人々の行動様式の理解に取り組みたい。先史学概説、考古学概説、民俗学概説、文化人類学概説言語学実証的な言語研究の方法を考究し、実践したい。個人と社会のレベルで、言語にかかわる実際的な問題を解決したい。日本語や英語など個別言語の言語的特質、歴史、機能と構造を体系的に探求したい。言語学概論、音声学概論、応用言語学概論、日本語学概論、中国語学概論、英語学概論、仏語学概論、独語学概論、露語学概論 「人間とは何か」という問いを根底におき、人間存在とその諸活動の所産としての文化全般について主体的に考察しうるとともに、グローバル化が進展する世界における諸問題に積極的に関与し発言しうる、真に教養ある人材を育成します。[ 人材養成目的 ]2420人文学類人文・文化学群http://www.jinbun.tsukuba.ac.jp/

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