2019年度 筑波大学入学案内
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群学工理群学報情群学医群学門専育体群学門専術芸群学境環命生群学間人群学化文・文人群学際国・会社41国際総合学類パンフレットの請求方法● 返信用の封筒(角形2号)を下記の請求先へ送付してください。返信用封筒には205円分の切手を貼り、請求者の住所、氏名を明記してください。なお、大学宛の封筒の表に「国際総合学類案内請求」と必ず朱書してください。請求先 〒305-8573 茨城県つくば市天王台1-1-1    筑波大学社会・国際学群国際総合学類長室(学生募集要項の請求先とは異なります。)● テレメールによる請求もできます(p.175 資料請求番号は541430)文・理融合教育 政治学の理論や政策決定のプロセス、経済動向、またその背景にある文化等を学ぶことで世界の変化を定性的に理解できるようにすると同時に、統計学やデータ分析の授業で数値による定量的な分析能力が身に付くように養成します。本来、政治学・人類学といった文系の学問と数学・経済学・情報工学・環境工学といった理系の学問は、融合すべき密接な関係を持つものです。工業化社会においてこれまで実現されてきた産業的発展は生命のない物質面に偏重し、これと全く同様に大切な社会的・政治的あるいは精神的な面との有機的関係が軽視されてきたことは否めません。その結果として、環境破壊、資源エネルギーの枯渇、貧富の差の拡大、それに伴う民族紛争などの困った問題が後を絶ちません。理系・文系双方の分野からなる学際融合教育を目指す当学類の特徴を活かして、当学類で学んだことを人類全体の物心両面にわたる快適な生活の充実に活かしていってほしいと願っています。さらに、フィールドワークの授業も設置されておリ、どう分析するのかを実践を通して学ぶことが可能です。特長二つの主専攻と多元的な教育体系 国際総合学類では国際関係学主専攻と国際開発学主専攻を設けています。主専攻を決める時期は3年次のはじめです。学生をはじめから主専攻に振り分けるのではなく、カリキュラムについての説明、指導を受けながらそれぞれの主専攻の科目を系統的に履修することによって、学生自らが自主的に主専攻を決めていくようにしています。教育課程は、❶政治・法学、❷経済、❸文化・社会開発、❹情報・環境を中心にカリキュラムを構成し、主たる専門分野を中心にしながらも、両主専攻の科目を幅広く学び、広い視野を涵養するように工夫されています。 現実の問題についての理解力と対応力を備えた人材を養成するために、卒業論文の提出を義務づけています。 これらの研究指導では、現代社会の問題をテーマとして、学際的なアプローチをとらせながらも、自分が選んだ学問分野のスキルを身につけられるように指導しています。 また、高い職業意識を持つ人材の育成を目的として、学生が在学中に将来のキャリアに関連した就業体験を行うインターンシップの制度も取リ入れています。海外でのインターンシップにも力を注いでいます。コミュニケーション力の養成 これからの時代に必要な、英語を中心とするコミュニケーション能力の向上や、情報処理技術の修得に力をいれています。そのため、国際総合学類では3分の1近くの授業を英語で行っています。これは単純に英語を重視するというよりも、異なる文化背景による異なる言語上での他者とのコミュニケーション能力を培うためです。その中にはディスカッション中心のものや日本の伝統文化を英語で読み解く授業もあり、留学生・日本人学生双方がこの能力を育てられるように設置されています。これらを通じて、卒業までに、専門分野について英語で水準の高い議論ができる程度の力を身につけることが期待されています。そのため、多くの外国人教員や外国の大学で教育に携わってきた教員による、英語の講義や演習を大幅に取リ入れています。ゼミの風景留学先での交流37

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