2020年度 筑波大学入学案内
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ファッションをテクノロジーで再定義するUniversity of Tsukuba Prospectus 2020目指すのは人とコンピューターの相乗効果 私の研究のテーマは、特定のデザイナーの作品を機械学習させることで、そのデザイナーの個性を持ったデザインを、自動で生成させるというものです。研究室で過ごす時間が大好きで、できる限りそこにいるようにしています。それぞれの研究について仲間と日常的に議論する時間だけでなく、たわいもない会話をする時間さえも貴重だと感じているので。これからは、デジタルファブリケーション技術などを用いて、既存の服作りの手法を変えるなど、様々な視点でファッションと向き合いたいです。加藤奈津実 Natsumi Kato図書館情報メディア研究科前期博士課程2年 入学してすぐ、作業用BGMに最適な楽曲を推薦するシステムの開発研究を始めました。また、リーダー育成における指標を、コンピューターサイエンスの力で測定可能にするプログラムを開発し、企業に提供しています。どちらも目指すのは、人間とコンピューターが互いに良い影響をもたらしあうこと。筑波大学はARE※などの制度が整っているので、1年次から研究活動に専念できました。最終的な目標は実社会への応用です。そのために、確固たる自分の強みを持って、研究とビジネスに関わっていきたいです。矢倉大夢 Hiromu Yakura情報学群情報科学類4年※Advancing Resarcher Experience(先導的研究者体験プログラム)。筑波大学独自のプログラムで、意欲のある全学群の1〜3年次が、4年次の卒業研究と同じような活動ができるようになる。7 人工知能に、特定のデザイナーの作品を機械学習させ、そのデザイナーの個性を持ったデザインを、自動で生成させる研究をしています。デジタルファブリケーション技術なども用いて、既存の服作りの手法を変えるなど、様々な視点でファッションと関わっていきたいと考えています。 仲間と、それぞれの研究について議論することはもちろん、たわいもない日常会話さえも、楽しく貴重に感じられます。そんな時間も含めて、研究室で過ごすことが大好きです。 入学してすぐに、作業用BGMに最適な楽曲を推薦するシステムの開発研究を始めました。また、リーダー育成における指標を測定可能にするプログラムなども開発しています。どちらも目指すのは、人間とコンピューターが互いに良い影響をもたらしあうことです。 筑波大学は、1年次から研究ができる制度があり、授業も幅広く選択できるので、関心のあるテーマに専念しやすい環境。実社会の様々な場面で役立つプログラムを作っていくために、自分の強みをより確かなものにしたいと思っています。

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