2020年度 筑波大学入学案内
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情報メディア創成学類パンフレットの請求方法 ● パンフレット等は、学類のWebページからダウンロード可能です。http://www.mast.tsukuba.ac.jp/●テレメールによる請求もできます。(p.175 資料請求番号 541290) 1~2年次では数学、プログラミング、コンピュータリテラシなどを始めとして、情報メディア技術の基礎となる科目を重点的に学びます。これらと並行して、コンテンツ表現演習、コンテンツ応用論など、優れたコンテンツを評価し創造するセンスを養う科目や、技術を人間的側面から科学的に評価するために欠かせない認知科学などの科目も学べます。 これらの基礎的な科目の学習を踏まえて、3~4年次では情報メディア技術が対象とするコンピュータサイエンスやネットワークメディアテクノロジー、コンテンツテクノロジーなど、多彩な分野の高度な内容について、様々な専門科目として学びます。 科学技術に関する科目に加え、知的財産などの社会制度に関する科目、科学技術の流通やビジネスに関する科目なども用意されています。 また、演習や実習を重視し、本学の教員だけでなく、産業界で実際にコンテンツ開発などで活躍している方々をお招きしてのプロジェクトベースのグループ授業なども行われ、映像、音響、Web、ソフトウェアなどを実際に作成し、実践的な力を身につけることができます。ビやラジオの放送などの情報を伝える流通経路全般のことを指します。 そして、確固たる情報技術の知識の上に、コンテンツを扱う情報機器や手法に関する技術的な知識や技能、実際に様々なコンテンツを制作・デザイン・評価したりビジネスにつなげるセンス、ネットワークの仕組みや管理に関する技術的な知識や技能、ネットワークの効果的な利用法やネットワークを使ったビジネスのセンスなどを身につけ、これからのネットワーク社会における中核として活躍できる技術者、研究者を育成します。専門として学べる内容 コンピュータ、ネットワーク、コンテンツ、メディアの世界がダイナミックに変容している現代社会において、情報メディア技術は、コミュニケーションによる人間の可能性を飛躍的に拡大する推進力です。このような現状を踏まえて、情報メディア創成学類では、コンピュータサイエンスを基礎とする情報メディア技術の総合的な能力を修得し、それを土台にニーズに応じて自由に科目を選べる1主専攻でのカリキュラム構成になっています。97群学工理群学報情群学医群学門専育体群学門専術芸群学境環命生群学化文・文人群学際国・会社群学間人93Q 入学の動機 高校時代私は写真部に所属していました。その活動の中で、様々な機械で処理した後の写真の差に気がつきました。例えば、ある一枚の写真をパソコンの画面上で確認したとき、スマートフォンで確認したとき、インクジェット紙に印刷したとき、コピー用紙に印刷したときではそれぞれが全く違った色味になるはずです。こういった違いは当時作品作りをする中では煩わしく、一方でとても意外性のある要素にもなりました。そういった面について深く学んでみたいと思ったので、この学類を志望しました。Q 最近夢中になっていること 最近は、生活の中で見かける様々な情報媒体を観察し良い点や悪い点を考え、自身の作品に落とし込むということを積極的に行うようになりました。雑誌やポスター、広告などを対象にすることが特に多いです。受け手が直感的に理解できるようなデザイン・レイアウトとはどういったものなのか。制作者側からの思考や視点が身についたのは、この学類の情報デザイン系の授業がキッカケになっていると考えます。Q 入学の動機 高校生の時に、将来の就職先について「IT系なら安心かな…」と漠然と思い、情報系への進学を考えたのがきっかけです。その時情報メディア創成学類の紹介を見て、映像や音楽、Webページなどのコンテンツについても授業で学べることを知りました。その他にも色々なジャンルを扱っており、プログラミングやネットワークなどの単なる情報工学だけではなく、多角的なアプローチで情報分野の勉強ができることに他大学と違った魅力を感じました。それもこの学類を目指し始めた理由の一つです。Q 情報メディア創成学類の魅力 入学動機にも挙げたように、情報工学の他、コンテンツ・サービス・情報デザインなど、様々な分野の勉強をすることができます。中には実際に自分でコンテンツを作ったりデザインをしたりする授業もあり、表面的な学習だけではできないアウトプットの体験が得られます。 また、自ら企画を立てコンテンツ・サービスを作って発信している意欲的な学生が沢山いることも魅力です。進んで開発に励んでいる同世代の友達が居るだけで良い刺激になりますし、活動の相談をする相手にも困りません。学生の声佐藤 侑希平成28年度入学木幡有紀乃平成28年度入学

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