筑波大学入学案内 2021
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主専攻学べること主な授業社会学社会学主専攻の特徴は、調査実習、演習、卒業論文が特に重視されていることです。調査実習では生きた社会的現実と接触しながらその分析の仕方を学び、演習では少人数で社会学の多様な考え方を学び、卒業論文では教員の指導のもと、自分の関心をもつテーマについて問いを立て自主的に研究し、論文にまとめ上げます。社会学基礎論、現代社会論、社会学研究法、現代社会学の系譜、都市社会学、労働社会学、組織社会学、病いと死の社会学、知識社会学、文化社会学、スポーツ文化論、教育社会学、歴史社会学、逸脱行動論、社会統制論、地域社会学、メディアと情報化の社会学、社会階層論法学基本六法を中心にリーガル・マインド(法的なものの考え方)を獲得するとともに、模擬法廷を使った裁判実務の講義や演習科目を通じて「生きた法」を学びます。法学概論、民事法概論、憲法、行政法、刑法、刑事訴訟法、刑事政策、民法総則、物権、担保物権、債権総論、契約、事務管理・不当利得・不法行為、親族・相続、信託法、商法、会社法、有価証券法基礎、電子記録債権法、金融商品取引法、民事訴訟法、裁判実務、法制史、法律外書講読、法交渉学政治学政治学は遠くギリシャに発し、ポリス全体の理想の学諸( secneics fo 王)でした。現実政治の擁護と批判の二面性をもち、現代の巨大で複雑な政治現象を理解するため、政治学主専攻では的確な判断力と分析力を養います。政治学概論、国際政治史、比較政治学、アメリカの政治、国際政治学、国際安全保障論、行政学、地方自治論、日本政治論、日本政治思想、現代政治分析、アメリカ外交史概説、アメリカ外交史、現代政治外交、計量分析入門、国境を越える政治、国際関係史序説、現代日本外交史、ロシア・東欧の国際関係、ロシア政治、東アジア国際関係史、現代中国研究、ヨーロッパの国際関係、ヨーロッパ政治、国際政治経済学経済学人間社会の重要なメカニズムである経済活動の仕組みを基礎から体系的に学びます。大きくは、⑴ 理論、⑵ 現状分析、⑶ 政策、⑷ 歴史に分けられ、各種の科目が開設されています。少人数の演習では教員の直接指導を受けながら、より深い専門的な内容を学ぶことができます。経済学基礎論、現代経済史、基礎経済数学、ミクロ経済学、マクロ経済学、経済統計論、財政学、日本経済論、比較経済論、ヨーロッパ社会経済史、日本経済史、経済思想史、経済数学、計量経済学、公共経済学、国際貿易論、開発経済学、市場経済論、産業組織論、地域経済論社会調査実習社会調査実習の一環として、東京都の観光政策についてのレクチャーを受けた際、都議会議長室での写真です。社会学主専攻では、フィールドワークをすることにより、リアルな社会現象を把握し、社会の変化を分析する社会調査実習を重視しています。実習を通じて、現代社会について問題を設定し、社会学的分析を加えていく能力を育成することを目標としています。模擬法廷教室現役弁護士による裁判実務の講義風景です。社会学類では、例えば、実際に模擬法廷で裁判官・弁護士・検察官の立場に立って事件を 考えてみる講義や、さまざまな専門家をゲストスピーカーとして 招いて専門家と共に問題を考えてみたりする演習を通じて、「法的なものの考え方」を身につけてもらうことを目標としています。[ 人材養成目的 ]社会学類 社会学・法学・政治学・経済学の専門知識を集中的に深める教育を提供するだけでなく、社会科学を総合的に修得するための横断的な教育も併せて実施することで、社会科学全般のゼネラルな視点に裏打ちされた高い専門性を発揮しうるグローカル(グローバル+ローカル)志向の人材を養成します。26http://www.shakai.tsukuba.ac.jp/

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