筑波大学入学案内 2021
53/174

生物資源学類パンフレットの請求方法●https://www.bres.tsukuba.ac.jp/ からダウンロードできます。●テレメールによる請求もできます(p.171 資料請求番号は561531)3つの横断領域科目● 食料領域科目群:人類の生存にとって欠くことのできない食料に関わる科目群環境領域科目群:身のまわりの環境から地球環境まで、生物資源に関係する環境問題に関わる科目群国際領域科目群:開発途上国の農林業生産や農村問題に関わる科目群● ● 特色あるインターンシップ科目 生物資源学類には、海外の協定校での実地体験やJICA筑波国際センターでの研修を単位として認定する「国際農業研修」、食・みどり環境の活動や研究所・工場体験に参加する「食と緑のインターンシップ(農林生物学・環境工学)」など、大学で学んだ専門知識や技術の社会での適用を試みる特色あるインターンシップ科目があります。 生物資源学類は、国際化拠点整備事業として開設された、英語で授業を行う「生命環境学際プログラム」を実施しています。また、タイ王国カセサート大学、アメリカ合衆国ユタ州立大学、フランス共和国ボルドー大学、国立台湾大学と単位互換可能な相互留学制度(4~12ヶ月間)を実施するなど、国際的視野を養う授業が豊富で、希望によりこれらの授業を履修することが可能です。専門として学べる内容 学生は1・2年次に基礎を学んだ上で、3年次からは手法に基づく4つのコースの中の1つに所属し、専門的な研究をしてゆきます。これらの専門科目には、講義のみならず演習・実習科目が含まれ、専門的な技能・研究能力を身につけるために、それらを修めることが求められています。 またコースに所属しながらも、対象にこだわる学生には、食料・環境・国際の3領域の科目群が用意されており、問題解決を意識した研究を進めることもできます。 こうしたコースや領域で用意した科目に加えて、他学群・他学類の科目も含めた多くの授業の中から、学生は自分自身で授業を選び、カリキュラムを組み立ててゆきます。教育の特長教育のグローバル展開各コースの内容・特色生物学および生命科学を基礎として、生物資源とそれを取り巻く環境資源の多様性を分子、個体、集団および生態系のレベルで究明し、食料の持続的生産や生産環境と生態系の持続的保全管理と利活用に役立つ理論と技術を習得した人材を育成します。研究室蔬菜・花卉学、果樹生産利用学、植物育種学、動物資源生産学、作物生産システム学、森林生態環境学・地域資源保全学、植物寄生菌学、応用動物昆虫学、食資源利用科学、代謝ネットワーク科学、植物遺伝情報解析学研究室4つのサブコースに分かれ、化学および生命科学を基礎として、生物の機能を個体から、細胞・遺伝子・分子のレベルで究明し、医療、食品、農業、環境等の分野で活躍する人材の育成を目標としています。研究室植物機能生理化学、天然物化学、土壌環境化学、植物環境生化学、生体成分化学、昆虫情報化学、構造生物化学、ゲノム情報生物学、生体情報制御学、食機能探査科学、食品機能化学、分子発生制御学、微生物機能利用学、負荷適応微生物学、産業微生物資源学、生物プロセス工学、生物反応工学、細胞機能開発工学、生体模倣化学、環境分子微生物学、微生物育種工学、糸状菌相互応答学農業経済学と林業経済学の2つの学問領域から構成され、社会学と経済学を基礎に、農地や森林・林地の管理、さらに食料や林産物の生産・流通・消費とそれを担う人や企業について学び、農林業に関する社会や国際関係のあり方、環境保全、国際協力について考究します。研究室生物資源経済学、国際資源開発経済学、農業経営および関連産業経営学、農村社会・農史学、森林資源経済学、森林資源社会学農林生物学コース環境工学コース応用生命化学コース社会経済学コース注記 コースの選択は学生の希望によりますが、各コースの定員の上限は60名(1学年の人数の約半数に相当)です。各コースの希望者数が上限を超えた場合は、2年次までの成績で振り分けを行います。砂防工学、衛星リモートセンシング、水圏環境工学、社会環境工学、水資源管理工学、環境コロイド界面工学、土壌物理学、農業機械・ロボット工学、木材化学・木材加工学、環境材料科学、応用高分子化学、農産食品加工学、食品工学、食品・生物資源プロセス工学、バイオマス変換利用工学工学的な視点から食料問題や環境問題の解決に取り組みます。生物資源の基盤である山・水・農地の利用と管理、生態環境の保全と修復、生物資源の循環利用について学びながら、広い視野に立って合理的に問題を解決できる社会人を目指します。51

元のページ  ../index.html#53

このブックを見る