筑波大学入学案内 2021
77/174

専門として学べる内容教育内容と4つの主専攻分野特徴卒業後の進路工学システム学類のキャリアパス 工学システム学類のカリキュラムは、4年間を通じて一般的な科目と専門的な科目とを融合的に学べるように配慮されています。このため1年次からレベルに応じた専門的な学問に触れることができます。2年次後半から、「知的工学システム」、「機能工学システム」、「環境開発工学」、「エネルギー工学」の4つの主専攻分野に分かれますが、学生本人の希望により他の主専攻、他学群・学類の講義も受けることができる柔軟な教育体制の中で深さと幅広さの両方を追求できるようになっています。工学システム学類は、機械工学、情報工学、電気電子工学、建築学、土木工学、システム工学、原子力工学、エネルギー工学、環境工学、ロボット工学、航空宇宙工学、リスク工学など非常に広範囲な分野を専門とする教員を擁しています。これは一般的な大学工学部の大半の学科を網羅する守備範囲の広さともいえるでしょう。工学システム学類では,担当教員がこのように広い分野にまたがる集団をなすことを生かし、それらをできるだけ横断的に融合した教育プログラムを用意しています。この教育プログラムによって様々な工学分野の壁を超えた広い知識を習得できます.広い視野にたち,斬新で卓越したアイデアを創造できる人材の育成を目指しています。卒業生は、将来の先端的な分野で活躍することが期待されています。毎年の卒業生約140名のうち、約10名が就職、約130名は大学院に進学しその修了後に就職します。知的工学システム主専攻と機能工学システム主専攻の卒業生の主な就職先は、電気・電子、情報、機械、通信、サービス等の企業や官公庁です。また、環境開発工学主専攻とエネルギー工学主専攻の卒業生は、上記の企業や官公庁に加えて電力、航空宇宙、重工業、建設、金属分野等の企業へも就職先が広がっています。大学院知能機能システム  エンパワーメント情報学  リスク・レジリエンス工学システム情報工学研究群(学位プログラム)基礎科目(線形代数,微積分,力学,電磁気学,工学システム概論など)4年次3年次2年次1年次卒業研究,工学者のための倫理など約85%の学生が大学院に進学知的工学システム主専攻機能工学システム主専攻環境開発工学主専攻エネルギー工学主専攻人工知能情報学通信電気電子制御・システム機械工学建築土木航空宇宙リスク材料原子力基礎実験専門実験,応用実験専門実験,応用実験工学システム学類構造力学,振動工学,複合材料学,伝熱工学,電力工学など計測工学,フィードバック制御,機械設計,電子回路,材料力学,流体力学,熱力学,数値計算法など人工知能,知的情報処理,ロボット工学,通信工学など構造エネルギー工学産業界学術界大学国立研究所企業研究所主な就職先(学類卒業及び大学院修了後の就職先)東京電力、ファナック、三菱電機、トヨタ自動車、本田技研、キヤノン、デンソー、IHI、リコー、小松製作所、富士重工業、オムロン、川崎重工、三井造船、中部電力、J-Power、日産自動車、NTTデータ、スズキ、セイコーエプソン、パナソニック、パイオニア、富士ゼロックス、ニコン、大林組、豊田自動織機、ソニー など精密機械通信重工業建設教育自動車出版・サービス情報電気・電子計測輸送鉄鋼エネルギー医療行政工学システム学類パンフレットの請求方法●パンフレット等は、学類Webページからダウンロード可能です。http://www.esys.tsukuba.ac.jp/●テレメールによる請求もできます(p.171 資料請求番号は541441)75

元のページ  ../index.html#77

このブックを見る