筑波大学入学案内 2021
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情報メディア創成学類パンフレットの請求方法 ● パンフレット等は、学類のWebページからダウンロード可能です。https://www.mast.tsukuba.ac.jp/●テレメールによる請求もできます。(p.171 資料請求番号 541291) 1~2年次では数学、プログラミング、コンピュータリテラシなどを始めとして、情報メディア技術の基礎となる科目を重点的に学びます。これらと並行して、コンテンツ表現演習、コンテンツ応用論など、優れたコンテンツを評価し創造するセンスを養う科目や、技術を人間的側面から科学的に評価するために欠かせない認知科学などの科目も学べます。 これらの基礎的な科目の学習を踏まえて、3~4年次では情報メディア技術が対象とするコンピュータサイエンスやネットワークメディアテクノロジー、コンテンツテクノロジーなど、多彩な分野の高度な内容を、様々な専門科目として学びます。 科学技術に関する科目に加え、知的財産などの社会制度に関する科目、科学技術の流通やビジネスに関する科目なども用意されています。 また、演習や実習を重視し、本学の教員だけでなく、産業界で実際にコンテンツ開発などで活躍している方々をお招きしてのプロジェクトベースのグループ授業なども行われ、映像、音響、Web、ソフトウェアなどを実際に作成し、実践的な力を身につけることができます。ビやラジオの放送などの情報を伝える流通経路全般のことを指します。 そして、確固たる情報技術の知識の上に、コンテンツを扱う情報機器や手法に関する技術的な知識や技能、実際に様々なコンテンツを制作・デザイン・評価したりビジネスにつなげるセンス、ネットワークの仕組みや管理に関する技術的な知識や技能、ネットワークの効果的な利用法やネットワークを使ったビジネスのセンスなどを身につけ、これからのネットワーク社会における中核として活躍できる技術者、研究者を育成します。専門として学べる内容 コンピュータ、ネットワーク、コンテンツ、メディアの世界がダイナミックに変容している現代社会において、情報メディア技術は、コミュニケーションによる人間の可能性を飛躍的に拡大する推進力です。このような現状を踏まえて、情報メディア創成学類では、コンピュータサイエンスを基礎とする情報メディア技術の総合的な能力を修得し、それを土台にニーズに応じて自由に科目を選べる1主専攻でのカリキュラム構成になっています。87Q 入学の動機 大学入学までプログラミングは未経験でしたが、コンピュータに触れることが昔から好きだったので高校入学時から情報系学部を志望していました。元々は創成学類と同じ情報学群の情報科学類を志望していましたが、受験科目を見て創成の二次試験が数学と英語の2科目だけということを知ったのと、当時コンテンツとしての映像についても興味を持っており、自分の中で興味のある分野を広くカバーできる場所だと思い情報メディア創成学類を受験しました。Q 情報メディア創成学類の魅力 専門分野としてコンテンツ系と情報科学系、系統の異なる分野について広く学ぶことができる点はとても魅力的だと感じています。自分は多くの物事に興味があるので、ネットワークからデザインまで、幅広い分野に講義で触れることができるのはこの学類の長所と考えています。また、興味のある物事に自発的に取り組み発信することのできる人間が学年に関わらず多く在籍しており、自分のモチベーションを保つにはとても良い環境があります。講義だけでは何事も実践のレベルには追いつかないので、興味分野に対して自分から行動してプログラムを書いたり作品を作ったり、手を動かしていく必要があります。そのモチベーションを促進してくれるのはやはり周りの環境だと感じます。Q 入学の動機 高校生の時に参加したオープンキャンパスで、情報メディア創成学類の存在を知り、情報技術全般を幅広く学べ、実践的な勉強ができるこの学類に興味を持ちました。その後さらに調べてみると、「コンテンツ」「ネットワークメディア」を軸として、映像や音響、プログラミングにデザインと幅広い講義を受けられるところに魅力を感じ、この学類を志望しました。私は中学高校でWebコンテストやICT世界大会に出場し、Webページやコンテンツ作成を研究していたため、その経験・考察をまとめ、AC受験しました。Q 情報メディア創成学類の魅力 情報メディア創成学類では他学類の授業も沢山受講することができるため、芸術専門学群や工学類、体育専門学群など自分の興味がある分野を学び、視野を広げることができます。またそのような授業では他学類の学生とも交流でき、知識の幅が広がり、よい刺激になります。授業では、プログラミングや情報デザインなど実践的なものが多くあるので、知識だけでなく技術を身に付けることができます。また様々な分野で活躍されているクリエイターやプロデューサー、アーティストの方のお話を聞くことができる講義もあります。学生の声加藤優一2017年度入学鈴木悠美2018年度入学

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