筑波大学入学案内 2021
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学期制とモジュール制 筑波大学では2学期制をとり、4月から9月までの春学期、10月から翌年3月までの秋学期に分かれています。各学期は15週ですが、さらに5週ずつA、B、Cに三分割してこれをモジュールと呼んでいます。 講義は10回の授業で1単位であることを説明しましたが、例えば春学期AモジュールとBモジュールで開講される講義は10週行われることになるので、1単位取得できます。また秋学期Cモジュールのみでも1日に2時限連続の講義を行えば5週で10回講義することになるので、同じく1単位を取得することができます。 このように学期制・モジュール制では弾力的な時間割編成が可能となっています。 なお、授業科目によっては夏季休業期間や週末などに連続して行われる集中講義があります。そのような授業は学年の始めにはまだ日程が決まっていない場合がありますが、詳細が決まり次第掲示でお知らせしています。資格の取得 取得できる資格については、p.8ページを参照してください。どのような資格を取れるのかと同時に、資格を取るためにはどのような条件が必要になるかを調べておくことも大切です。 例えば教員免許状のように、大学で所定の科目を履修して要件を満たせば、申請の手続きをとることで取得できる資格があります。一方で、医師免許、看護師免許のように医学類や看護学類を卒業することで国家試験の受験資格を得て、その上で国家試験に合格しなければ取得することのできない資格もあります。 資格の取得を考える際には、その資格を取ることが自分のキャリアにどのような意味を持つのかを考えてみることも大切でしょう。教員免許状の取得について 教員免許は大学で取得できる最もポピュラーな資格の一つと言えるでしょう。筑波大学でも多くの学群、学類で教員免許を取得することができます。 教員免許状を取得するには、学士の学位を有すること(つまり大学を卒業すること)に加え、教職課程すなわち「教科及び教科の指導法に関する科目」「教育の基礎的理解に関する科目」などの所定の単位を修得しなければなりません。 教職課程で取得した単位は、ある程度卒業に必要な単位に組み込むことができますが、すべてが認められているわけではありません。ですので、卒業に必要な授業科目に加えて、自分の意志で教職科目を履修しているのだという自覚がとても大切になります。 教員免許状を得て、卒業後すぐに教員になる人はそれほど多くはありません。一方で、大学院の修士課程に進学してより上級の免許状(専修免許状)を取得してから教員になる人が増えています。教員免許状の取得実績については、p.139をご覧下さい。月4月~5月6月~7月8月~9月10月~11月12月~1月2月~3月学期区分春学期秋学期春Aモジュール春Bモジュール春Cモジュール夏季休業集中講義等集中講義等秋Aモジュール秋Bモジュール秋Cモジュール春季休業モジュール(5週単位)5週又は10週+期末試験15週+期末試験7

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