筑波大学入学案内 2021
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知識情報・図書館学類パンフレットの請求方法 資格など 知識情報・図書館学類では、司書と司書教諭の資格が取得できます。司書や司書教諭は他の大学でも取得できますし、場合によっては通信教育や司書講習でも取得できます。しかし、同じ資格でも知識情報・図書館学類では以下の点が異なります。」プッシンー「国際インターンシップ」として組み込まれています。 そのため貴重な現場経験を積むことができます。目科るす通精も内容になっています。ITの発達により、現在の図書館は情報センターとしても機能していますが、そこで必要とされる情報処理技術を身につけることができます。施設・設備 チュータと呼ばれる先輩学生が学類生のいろいろな相談にのってくれる「春日ラーニングコモンズ(KLC)」が、図書館情報学図書館にあります。そこでは履修計画の立て方、学生生活の過ごし方、レポートの書き方、図書館の使い方、パソコンの使い方などを教えてもらうことができます。 知識情報・図書館学類ではグループ作業を中心とする演習・実習が多いので、小グループでのディスカッション用にグループごとにホワイトボードと大型ディスプレイを占有できるグループ作業用の実習室を設けています。また、様々な方法でのプレゼンテーション能力を高めるために、大判ポスタープリンターを用意しています。学生は卒業研究の発表会や学外の学会発表でポスターを用いたプレゼンテーションも行っています。 IT環境も充実しており、全教室や学生ラウンジ、食堂で無線LANが利用できるほか、春日エリア全体で約230台の教育用コンピュータが設置されています。より高度なサーバプログラミングの実習用として、学類専用の仮想サーバ環境なども用意しています。学べる内容 1、2年次で全学共通の科目と本学類の全体的な内容を扱う専門基礎科目を学びます。3年次から、知識科学、知識情報システム、情報資源経営という三つの主専攻のいずれかに属し、より専門的な内容を扱う専門科目を学びます。主専攻の決定は2年次末です。主専攻には教員の数に応じた受入上限が設けられ、希望者数が上限を超過した場合は成績順に主専攻が決まります。 各主専攻では3年次に実習(必修)があります。実習では主専攻のテーマに沿った内容をグループ学習したり、それぞれが調査したことをプレゼンテーションしたり、あるいはシステムを実際に構築したりします。構築したシステムが学外のコンテストで入賞するなど、実習を通じて高いレベルの技術・専門知識を修得することができます。4年次の卒業研究では、1年をかけて論文作成に取り組みます。 少人数で行う「知的探求の世界」、「インターンシップ」といった特色ある科目も用意しています。インターンシップは、日本や海外(アメリカ、カナダ、中国、韓国)における図書館及び日本の官庁・企業体等での実務体験を通じて、情報の収集・処理・提供に関する業務の実際を理解し、専門的職業人としての意識を高めることを目的としています。内容は実施機関によって異なりますが、図書館の業務や官庁・企業の情報システム関係業務などがあります。国内の場合は3年次の夏休みに2週間、海外の場合は夏休みに約10日間です。インターンシップを通じて将来に向けて自分の適性や関心も知ることができます。●パンフレット等は、学類Webページからダウンロード可能です。https://klis.tsukuba.ac.jp/●テレメールによる請求もできます。(p.171 資料請求番号 561271)enPiTとキャンパスOJT 情報学群は産学協働で情報技術を活用した課題解決型学習(PBL)を推進する拠点(enPiT)に選ばれ、2017年度から「ビジネスシステムデザイン」という、チーム開発を主体とする実習科目を新設しました。「体験型システム開発」はITベンチャー企業から派遣された技術者の指導を、キャンパス内に設けられた先端的なファブリケーション設備を備えた特別教室(openfab創房)で受けながら、実践的な開発力を養う授業です。いずれも情報技術を活用して社会を変革する人材を育成するため、情報学群として一体的に取り組んでいる教育プログラムです。 また知識情報・図書館学類では、中学校一種免許状(社会、数学)、高等学校一種免許状(公民、数学、情報)、学芸員、社会教育主事の資格も取得できます。91

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