筑波大学入学案内 2022
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図書館 大学図書館は、大学における学習・教育・研究を支える不可欠な施設です。今日の大学教育は学生に単に知識を与えるだけでなく、考える能力を培うとともに、いかに知るかを教育し、国際化する社会に主体的に対応できる能力を育成することを目標としています。 大学図書館は、図書館資料の収集・保存・提供及びレファレンス・サービス等にとどまらず、急激な高度情報化・国際化に対応するために、インターネットによる情報の発信基地としての役割も果たしています。■図書270万冊、雑誌3万タイトル■施設・設備 館内には、学習・閲覧スペース、グループ学習のためのセミナー室、大学院生と教員が利用できる研究個室等があり、快適な学習環境を提供しています。 図書館内のパソコンでは、蔵書検索や各種データベースを使っての文献探索のほか、電子ジャーナルや電子ブックの利用ができます。また学術情報メディアセンターの全学計算機システムのパソコンも設置されており、課題や情報探索、コンテンツ作成などに利用できます。無線LANの使用も可能です。 現在270万冊の図書と3万タイトルの雑誌を中央図書館、体育・芸術図書館、医学図書館、図書館情報学図書館および大塚図書館(東京キャンパス)の5つの図書館に配置しています。これらの資料は、だれでも自由に書架から取り出して利用できる全面開架となっています。また、4万タイトルの電子ブックと3万タイトルの電子ジャーナルへのアクセスを提供しています。 利用者が必要とする情報を迅速・的確に得られるようにするため、効果的なナビゲーションを実現する検索システム「Tulips Search」を提供しています。■Web によるサービス https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/ 図書館Webサイトでは、Tulips SearchやOPAC(蔵書検索)、図書の予約・取り寄せ、貸出期間の延長、セミナー室や研究個室の予約など、自宅のパソコンやスマートフォンからいつでも利用できる各種Webサービスを提供しています。■多様な取組とサービス 中央図書館には、貴重な図書館資料を展示する貴重書展示室があり、日本の出版文化をテーマとした常設展示を行うほか、特別展を開催し、地域の方々にも公開しています。また、国立大学図書館としては初めてボランティアを導入し、外国人や障害のある利用者への支援を行っています。 2階にはラーニング・スクエアとして、グループ学習スペースや学生サポートデスク等を備えた学習支援環境を展開しています。学生サポートデスクでは、大学院生のラーニング・アドバイザーが利用者の質問・相談に対応し、学習活動を多面的に支援しています。 各図書館では、図書館の利用・資料・事柄等に関する相談に応じたり、所蔵していない資料の取り寄せサービス等を行っています。また、図書館を上手に利用するための講習会を開催しています。開館時間(筑波キャンパス)平日 8:30~22:00(中央図書館は8:30~24:00)土・日・祝休日 10:00~18:00(中央図書館は9:00~20:00 、医学図書館は9:00~22:00)※休業期間中、年末年始および大塚図書館の開館時間については、図書館のWebサイトをご覧ください。また、開館時間の変更および臨時休館等はその都度、図書館Webサイト等でお知らせします。学ぶための環境中央図書館中央図書館ラーニング・スクエア 新型コロナウイルス感染症対策のため、開館時間の変更やサービス等の制限を行う場合があります。最新の情報は附属図書館Webサイトをご確認ください。https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/114

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