特長 心理学は19世紀後半に誕生し、現在では1人の心理学者ではすべてをカバーできないくらい、研究対象や研究方法は多岐にわたっています。心理学に関係する学会も、日本に限っても50以上あります。今日、こころの問題やカウンセリングなどに興味をもつ人々が増えていることもあって、心理学を学ぶことのできる大学も数多くあります。しかし、専任の教員を約30名抱え、脳と行動の基礎研究から心理臨床に関する実践研究まで、ほぼすべての分野にわたって心理学を学べる大学は筑波大学の心理学類をおいて他にはありません。①体系的なカリキュラム共通科目から個別的な専門科目、そして卒業研究まで、段階的に学ぶことができます。②豊富な科目構成多彩な専門科目が用意され、各自の興味関心に従って、より深く学ぶことができます。③多様な心理学的知識の学習実験心理学から臨床心理学まで、幅広く偏りなく学びます。④新たな知識を「産み出す」ためのメソッド知識を産み出すための方法を講義や実験で体得し、ツール（統計、英語）もしっかり学びます。⑤実践的科目の充実実践的・実習的な演習科目も用意されており、リアルな学びが得られます。 以上のように、心理学類では、学生の皆さんひとりひとりの興味・関心に応じて、こころと行動への多様なアプローチを身につけることができます。講義や少人数での演習もたくさん用意され充実しています。 ２年生の心理学実験の授業です。学生と年齢の近い新進気鋭の若手教員から、具体的な研究方法を習い、そのあと実際に自分たちでやってみます。 学生は実験実施者になって実験の教示を行ったり、実験協力者になって実験課題を遂行したりします。ます。また、心理学実験では基礎的研究技法を修得し、心理学研究実習では先行研究の理解に基づいて実験や調査などを行い、データ収集能力と科学的分析能力、そして討論の能力を実践的に修得します。さらに、心理学英語セミナーでは英語論文を通して心理学研究の専門知識や方法論、論文執筆の基本的ルールなどを修得します。3年次には、講義・演習科目を中心として心理学に関するより高度な専門知識を獲得します。そして、4年次では各自の興味に応じたテーマで卒業研究を行います。卒業研究は心理学類における教育の総決算です。人間学群パンフレットの請求方法● 返信用の封筒（角形2 号）を下記の請求先へ送付してください。返信用封筒には250 円分の切手を貼り、請求者の 住所、氏名を明記してください。なお、大学宛の封筒の表に「人間学群案内請求」と必ず朱書してください。請求先 〒305－8572 茨城県つくば市天王台1－1－1 筑波大学人間学群事務室（学生募集要項の請求先とは異なります。）● テレメールによる請求もできます（p.171 資料請求番号は792870）39School of Physical Education, Health and Sport SciencesSchool of Medicine and Health Sciences清水 登大心理学類（令和元年度卒業）出身校：西大和学園高等学校 皆さんは心理学と聞いて、何を思い浮かべますか。もしかしたら、心理学を学べば「人の心を読めるようになる」、「人を思い通りに操れるようになる」といったイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、実際に大学で学ぶ心理学は、そういったイメージとは少し異なるかもしれません。心理学とは、観察、面接、調査、事例研究、実験、検査などの科学的手法を通じて、人の心を客観的に証明しようとする学問であり、私たちの生活のあらゆる側面に関わっています。どうやったら英単語を効率良く覚えられるのか、子どもが悪い行動をした時に罰を与えるべきなのか、落ち込んでいる友達の話をどうやって聞いたら助けになるのか…などといったような、日常生活の様々な場面で心理学の知見を活かすことができます。その範囲は臨床、認知、社会、発達、教育…といったように実に広範であり、筑波大学の心理学類ではこういった多様な心理学の領域を学ぶことができます。 また、筑波大学は総合大学であり、心理学類以外にも、体育、芸術、医学、情報、国際、理工…といった実に多彩な専攻があります。心理学はどんな領域にも何かしらの形で関連する学問ですから、こういった他専攻の人達との交流を通じて、心理学を学ぶうえで日々刺激をもらえることでしょう。 あなたも、是非この素晴らしい環境で、心理学を一緒に勉強してみませんか。心理学への招待
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